弁護士ブログ(日々の出来事)

2020年1月25日 土曜日

今週の1週間(1月20日から24日)

 1月20日(月曜日)午前中は、週の初めのいつもの作業。今日はロータリーが夜間例会(新春例会)。午後はロータリーの地区大会への準備の会合。2時間弱で終了。本番まで3か月を切った時点で準備ができていないのが分かり、どうするのか考えることにする。出しゃばってもいけないので結構苦労しそうである。事務所に戻って作業をした後、改めて新春例会に出席。筥崎宮での例会だが、神事には間に合わず、宴会のみの出席となる。明日は、日弁連のための東京行きなので、早めに事務所に戻り、資料を読む(全部で500ページを超えるのでとても読み切れない。)。

 1月21日(火曜日) 朝、いつもより早い7時30分発の便で羽田に向かう(なぜか、いつもの8時20分頃の便はかなり前から満席だった。)。民事裁判委員会だが、午前中は、情報・証拠収集手続に関する会員向けのアンケート内容の検討(第一部会)で、午後は実際の委員会。途中で、弁護士と依頼者の間での秘密保護についての議論が入り、5時の終了まで、みっちりの内容となる。

 1月22日(水曜日)午前中は、法廷へ。午後も法廷があった。午後の方は、これを前日に相手化からの書面が出ており(当然見ていない)。ばたばたと読んで、法廷で釈明を求めたい箇所があることが分かり、弁論準備で回答を求めた。かなり、事実関係が分かってきたように思う。その後は、結構長い相談。契約書一式を変更するというので、かなり大変である。

 1月23日(木曜日) 今日は、一日かけてパソコンの入れ替え。ケーブルを引く作業もあったので、業者の方にお願いする。途中で相談があってバタバタして終わった。事前に新しいパソコンは使えるようになっていたので、作業はそれほど大変ではなかった。ただ、ウインドウズ・ライブメールだったものは新しいエッジには引き継げないと聞いていたが、過去のメールが新しいパソコンにもそのまま未読のメールという形で残った。これはとてもありがたいことなのだが、逆に既読分と未読メールとの区別がつきにくくなり、古いメールを改めて既読にして、ものによっては削除するという作業が必要になった。

 1月24日(金曜日) 昨日に引き続いて、古いメールを削除し、手元の分を削除しても、プロバイダーのwebbメールには保存されているてため、気持ち良く削除できる。アドレス帳が面倒だが、ついでに、削除してもよい相手もあり、気持ちよく選別した。ただ新しいアドレス帳は、窮屈な感じがする。等とやっていたら、今日も終わりになってしまった。本当は、日弁連執行部からの裁判のIT化等検討会の意見書に対する意見についての司法改革総合推進本部の意見書案を作ることになっていたが、これは、家に帰ってやることにする。その前に、今日はジムに行こう。


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2020年1月25日 土曜日

今週の1週間(1月14日から17日)

 1月14日(火曜日) 午前中は、週の初めの作業の予定が、午後に予定されている電話会議の相手方からの書面が、10時頃届く。準備書面自体は3ページで大した量ではなかったが、預金通帳の写しなど結構確認作業に手間取る内容だった。3月末には裁判官の移動が考えられており、もし判決となると、3月の人証調べを入れる必要があるが、そうなると、それまでに、あと1回電話会議がいれられるかどうかという話になる。バタバタしているうちに午後になってしまい、一日が、この事件でつぶれてしまった。次回は1月末の電話会議になり、私は16日までに書面を提出することになった。
 午後は、午前中にできなかった作業と約束した準備書面を書く作業でおしまい。

 1月15日(水曜日)午前中は、打ち合わせが1件。午後はロータリーの関係での大会会場の下見をする。その後、事務所に戻て、昨日の続きの書面を書き上げる。夕方からは、昨年退任した労働委員会の幹事会の送別会に出席。ということで、今日は、淡々とした一日になった。

 1月16日(木曜日)午後から無料の市民法律相談。少し久しぶりになった。5件の相談だったが、以前は破産などの相談が多かったのが、この日はうち4件が相続の関係での相談。しかも、2件は公正証書遺言を前提にした相談で、公正証書遺言が結構活用されていることを改めて知る。
 1件は、外国人(中国人)の相談。日本で事業をやっていて、人民元と日本円の両替に関する問題だった。AとB(いずれも日本にいる中国人)の間で、直接、円と同価値の元のやり取りがあれば、レートの点で問題がなければ正当な取引だが、Aが日本円をBの日本の銀行の口座に送り、Bが自分の中国の銀行口座から中国にいるCの口座に元を送金した場合、CからAへその人民元が渡されれば問題はないが、そうでない場合は、BCが組んでのAに対する詐欺になる可能性がある。Bからすると、Aからの送金を確認後にCに送金するので、危険はないはずだが、後でAから訴えられる可能性がある。民事だけではなく、刑事事件にもなりかねない。

 1月17日(金曜日)来週、業者の人にお願いして事務所のパソコンを入れ替えるので、その前に自分でやれることをやっておくことになった。事務局にお願いすることが多かったのだが、改めて、この辺りの知識がないことが分かった。パソコンの入れ替えの際に、2週間ほどは同じアドレスのパソコンを同時に使えるということなのだが、それが少し理解できなった。有線ランの時代は、線でつながれているため、パソコンにはアドレスが一つしかないという理解だった(Gメールやヤフーメールは別物という理解だった)。このため、入れ替えのために外したら新しい方しか同じアドレスは使えないと思っていたが、別のランケーブルを使えば同時に同じアドレスを使えるということを考えたこともなかった(考えてみたら、Gメールなどでは、パソコンもスマホも同じアドレスを使っているので、できて不思議ではないのだが。)。
 そういうことで、この日は、パソコンとお付き合いということで、ほぼ終わってしまった。

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2020年1月12日 日曜日

今週の1週間(2020年1月6日から10日)

 1月6日(月曜日)今日から2020年が始まる。正月自体が暖かったが、今日も暖かい一日となった。年賀状の配達は今日の午後のため、午前中は、なんとなく昨年の続きのような話になる。昼にロータリーへ行って皆さんに挨拶。事務所に戻ると年賀状も届いており、その整理で終わる。今年からいよいよ民事訴訟でのIT化が始まることになる(もちろん、民事訴訟法の改正前のため、現行法を前提とした利用になる。)。当事務所でもパソコンを入れ替えたため、少し作業をする必要がある。双方の目的のために少しパソコンの学習が必要になる。

 1月7日(火曜日)午前中、裁判所とのIT化のための接続実験のための準備。裁判所との打ち合わせだが、画面は問題がないが、音声がつながらない。数日中に置き換えるパソコンなのであまり気にしていないが、裁判所からの音声はこちらに届くが、こちらの音声が裁判所に届かない。音声そのものは、ユーチューブの音声などはきちんと聞こえるので、スピーカーには問題がなさそうである。次に自宅とのスカイプでは無事にお互いに音声も聞こえた。このため、こちらの音声が裁判所には聞こえない、という点の原因は不明のままということになる。
 午後は、打ち合わせが1件。交通事故の案件なので、事実関係がどうなのかが問題となるが、やはりわかりにくい。特に文章にすると、分からない箇所がどうしても出てくる。今日は、早めに終わりにしてジムに行く。

 1月8日(水曜日)10時から裁判所との接続実験。やはり、昨日と同じで、うちの事務所から裁判所へ通じず、その部分だけは、電話との併用となる。模擬実験なのでこれ終了。午後は昨年からの事件の引継ぎをしてなんとなくおしまい。

 1月9日(木曜日)今日は一日事務所で。比較的時間があるので、年末年始の法律関係の雑誌を読む。気が付いたのは、金融法務事情2129号(新年号)での法務省小出民事局長の新年随想。法改正の面で、2020年に取り組むべき課題として、最初に取り上げられたのは所有者不明土地問題、次が親子法制、その次が民事裁判手続きのIT化であった。弁護士である我々は、裁判のIT化が実務上大きな問題だと考えているが、事柄自体は、技術的な問題であり政策論争は起きないという理解なのであろうか。そうすると、将来、立法担当者である法務省との関係では、いろいろな点でボタンの掛け違いが生じる可能性はありそうである。

 1月10日(金曜日) 今日は、日弁連の民事司法総合改革本部。委員会終了後の東弁主催の三木浩一慶応大学教授による情報・証拠収集に関する研修会に出席。三木教授のお話も「情報」という大きなカテゴリーの中での「証拠」という捉え方で議論を進められる。情報へのアクセスという意味では、証拠の場合、付きまとう「必要性」という要件からひとまず解放され、
「関連性」という要件で判断されることになる。三木教授は、そういう判断については裁判所の判断という過程を通らなければ実効性を持つのが難しい、とされ、訴訟開始後でないと情報へのアクセスは難しいということになりそうである。アメリカのディスカバリーについては、導入を検討すべきであるお立場のようだが、ディスカバリーの発動の前提として当事者双方での誠実な協議を経る必要があり(任意に提出されるのが一番である)、それが満たされない場合に、裁判所が関与するということのようである。個人的には、当事者双方での協議を導き出すインセンティブとしてどういう考え方があるのか、もう一つ腑に落ちていない(証明責任のないことを理由に照会に応じないのは、証明責任の有無と照会に応じる義務の有無は関係がないとされている以上、誠実とは言えないという形での議論はあると思うが、それを超えるものがあるのかどうか、よくわからなない。)。
 


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