弁護士ブログ(日々の出来事)

2020年1月25日 土曜日

今週の1週間(1月14日から17日)

 1月14日(火曜日) 午前中は、週の初めの作業の予定が、午後に予定されている電話会議の相手方からの書面が、10時頃届く。準備書面自体は3ページで大した量ではなかったが、預金通帳の写しなど結構確認作業に手間取る内容だった。3月末には裁判官の移動が考えられており、もし判決となると、3月の人証調べを入れる必要があるが、そうなると、それまでに、あと1回電話会議がいれられるかどうかという話になる。バタバタしているうちに午後になってしまい、一日が、この事件でつぶれてしまった。次回は1月末の電話会議になり、私は16日までに書面を提出することになった。
 午後は、午前中にできなかった作業と約束した準備書面を書く作業でおしまい。

 1月15日(水曜日)午前中は、打ち合わせが1件。午後はロータリーの関係での大会会場の下見をする。その後、事務所に戻て、昨日の続きの書面を書き上げる。夕方からは、昨年退任した労働委員会の幹事会の送別会に出席。ということで、今日は、淡々とした一日になった。

 1月16日(木曜日)午後から無料の市民法律相談。少し久しぶりになった。5件の相談だったが、以前は破産などの相談が多かったのが、この日はうち4件が相続の関係での相談。しかも、2件は公正証書遺言を前提にした相談で、公正証書遺言が結構活用されていることを改めて知る。
 1件は、外国人(中国人)の相談。日本で事業をやっていて、人民元と日本円の両替に関する問題だった。AとB(いずれも日本にいる中国人)の間で、直接、円と同価値の元のやり取りがあれば、レートの点で問題がなければ正当な取引だが、Aが日本円をBの日本の銀行の口座に送り、Bが自分の中国の銀行口座から中国にいるCの口座に元を送金した場合、CからAへその人民元が渡されれば問題はないが、そうでない場合は、BCが組んでのAに対する詐欺になる可能性がある。Bからすると、Aからの送金を確認後にCに送金するので、危険はないはずだが、後でAから訴えられる可能性がある。民事だけではなく、刑事事件にもなりかねない。

 1月17日(金曜日)来週、業者の人にお願いして事務所のパソコンを入れ替えるので、その前に自分でやれることをやっておくことになった。事務局にお願いすることが多かったのだが、改めて、この辺りの知識がないことが分かった。パソコンの入れ替えの際に、2週間ほどは同じアドレスのパソコンを同時に使えるということなのだが、それが少し理解できなった。有線ランの時代は、線でつながれているため、パソコンにはアドレスが一つしかないという理解だった(Gメールやヤフーメールは別物という理解だった)。このため、入れ替えのために外したら新しい方しか同じアドレスは使えないと思っていたが、別のランケーブルを使えば同時に同じアドレスを使えるということを考えたこともなかった(考えてみたら、Gメールなどでは、パソコンもスマホも同じアドレスを使っているので、できて不思議ではないのだが。)。
 そういうことで、この日は、パソコンとお付き合いということで、ほぼ終わってしまった。



投稿者 あさひ共同法律事務所

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