弁護士ブログ(日々の出来事)

2021年2月14日 日曜日

今週の1週間(2月1日から5日)

  2月1日(月曜日) 先週土曜日のIT化についての中間試案についてのA弁護士の解説はすごく分かりやすかった。まず、用語の整理をしてもらったことが大きい。オンライン申立てやインターネットを利用する申立てなどが併用されており、どうしても用語が違えば内容も異なるというのが、我々の世界(他の世界も一緒だと思う)での常識であり、その点での情報の整理が出来ていなかった(我々も何度読んでも安心して議論についていけない)。なんとなくこうだろうなと思っていた点での整理をしてもらえてすごくうれしい。
 その上での議論になるが、技術の問題はあるにせよ、中心となるウェブを使った弁論や争点整理が実際にどうなっていくのか、もう一つ具体的には分からない。そもそsも、訴訟記録の電子化という命題が裁判所に課せられている(そのことは世の中の趨勢だろう)。これは、これからの司法制度の中核をなすため、その費用は裁判所が負担すべきということになると単純に考えている。この見地からすると、いわゆる高齢者などのITを使い慣れていないIT弱者に対する援助や支援はは、裁判所が負担するというのが基本的な考え方であり、それに協力する形で弁護士会がこれに参加するというのが基本となると思っている。ただ、IT弱者の問題を切り捨ててしまうと(裁判所が弁護士会任せにしてしまうと)、とてつもない問題となる。その支援策の構築は裁判所の仕事なのだが、そういうサービスを展開するということがあまりない裁判所としてはきちんと向かうべきかなり大変な作業になるはずである(そういう覚悟が必要だろう。)。

 2月2日(火曜日)午前中は、夫婦関係の相談。婚姻費用の分担の問題。既に調停が申立てられているので、調停申立てあった月からの負担である(遡ることになる)。これが結構当事者に負担になる(仮に10月申立てなら4か月分を支払う必要がある。)。調停の途中で一部でも支払っておくことがその後の交渉をやりやすくする(兵糧攻めは裁判所の信頼を失う。)。
 午後の2時間は、日弁連の民事司法改革総合推進本部の会議(Zoom会議)。とはいえ、途中で電話に出たりしているのであまり集中できず。やはり、議論の中心は、IT化に関する問題。この本部は色々な委員会から委員が選出されているため、それぞれの委員会の立場を前提にする意見が出される。リアルの委員会ではそういう色々な意見が出されるが、Zoomでの場合は、それほど意見がでない(やはり、少しやりにくいのだろう)。そういう立場を前提として、この本部としての意見書を作成することになる(私も指名されたようだが、その瞬間は別の電話に出ていたため、返事をしていない。)。ただ、民事裁判委員会からこの本部に出ている以上、担当しないわけにはいかないので(それに1年前の意見書の起案を担当していた)、前半を担当することにする(土曜日の講演を聞いているので、その辺りを整理して纏めようと思う。)。
 
 2月3日(水曜日) 昨日は節分だった。例の「恵方巻きの日」だが、昨年までは、残った恵方巻きの処分(生ごみ)が翌日の大きな話題になるのだが、今年はほとんど聞かない(恵方巻きは、一人で恵方に向かって巻物を食べるので、「密」にはならないように思う。)。それだけ、みんなで食べるということが無かったということだろうか(もう一つはあまり盛大にキャンペーンをしなかったからだと思う。)。
 午後は、弁護士会の法律相談(新弁護士会館での相談)。この新弁護士会館での法律相談は知られておらず、相談者が少ないことが多い。コロナの関係もあって、相談と相談の間に時間的な余裕を持たせている。相談者は2件。このため少し余裕をもった相談にしたが、事務局からは出来るだけ時間厳守でお願いしたいと言われる。いずれにせよ、途中の時間が空かずによかった。

 2月4日(木曜日)朝は、歯医者さんへ。事前に、歯ブラシなどを持ってくるように言われている。コロナの感染防止のためということである。半年ごとの定期点検(検診)である。通うようになってかなり経つが、よく頑張っていますと言われ、単純にうれしく思う(褒められることがないので、これでも十分うれしい。)。
 その後、事務所に戻っていくつかの作業をする。本来のお仕事もしているのだが、プライバシーの関係もあってここに書けない。そのため弁護士会活動しかしていないように思われるかもしれないが、それは誤解である。来週はいくつか法廷が予定されているが、相手方から書面が来ている事件とそうでない事件がある。答弁書が出された事件について書面(仮処分事件なので主張書面)を作成する(提出は明日になりそうである。裁判官に今週中には渡しておきたいと思う)。

 2月5日(金曜日)午前中は、昨日仕上げた書面の再確認(書証もあるので結構大変である。)。昼は、福岡県弁護士会の民事手続委員会。福岡県のIT化に打ついての意見書の検討作業を行う(起案担当者の提出は終わっていた)。
  5時からは、日弁連の情報証拠研究会のアフター会議(商事法務研究会の開催後の研究会)。色々な意見が出されたことが分かる。これも大変だなと思うが、今週はこれで終わりとする。


投稿者 あさひ共同法律事務所

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