弁護士ブログ(日々の出来事)

2017年8月26日 土曜日

今週の1週間(8月21日から25日)

 8月21日(月曜日) 暑い1週間だった。スタートの月曜日から当然暑い。仙台や東京といった東日本が最高気温が30度未満といわれていたが、西日本はそうではなく福岡でも単純に暑い日になった。裁判所もいわゆる夏季の休廷期間なので、こちらも比較的のんびりしている。こういう時こそ、民事執行法改正や相続関係の改正について少しきちんと準備すれば良いのだが、なかなかそうはいかない(要するに、きちんと本や報告書が読めない。)。今日もいくつか小さな作業をしていたら午前中が終わっていた。昼でのRCは、所属する地区のガバナー補佐を迎えてのクラブ側からの報告があって時間が延長になる。暑い中を事務所に戻るとそんあに大したことはやれずに今日も終わってしまう。
 8月22日(火曜日) 今日は、午後から事務所のインターネットの高速通信の速度を上げた(この部分は電話回線の作業は業者にお願いしてやってもらう。)こともあって、午後は大掃除みたいなことで終わる(LANケーブルの配線を机の下にもぐってやる)。事前に当初の契約内容の確認などをしたが、説明書の記載がまちまちでうまく理解できておらず大変だった。夏で時間的な余裕があったのでよかったが、今後、電話機の入れ替えをしたときに、また面倒なことになるのだろうなと思う(全てがIP電話ならいいのかもしれないが、そういう訳にはいかないように思う。)。先日、スマホを買い替えた際にも、親切だったと思う販売員の説明も良くわからなかったし(もちろん、ある程度は分かった)、だいぶつらい(日弁連の委員会で、消費者法に関する日弁連の意見書案の検討に関するペーパーを見たが、もう一回読み直そうと思う。)。
 8月23日(水曜日)10時から弁論準備が1件。2週間ほど前に苦労して準備書面を書いて出した事件。事件の性質は単純だが(現金を取り扱っていた従業員の横領)、経理処理に関する帳票などがあり、その説明を始めると際限もなく争点が拡大することになる。このため、説明すべきところはきちんと説明し、そうでないところは拒否するということで、提出した準備書面に今後の訴訟の進行についての意見を書いておいた。幸い、9月に弁論準備期日を入れて10月には人証調べの予定となった。昨年11月の訴え提起だったので、結構速く進行していると思う。今日は、異常高温注意報が出されているので、無理をせずに、早く帰ることにする。金融法務事情2071号を金融法学会でのシンポジウム資料を読んでいるが、預金を巡る法的諸課題を読んでいても、28年12月の大法廷決定の理解を含めて難しい問題があるのを再認識する(読み終わらないうちに、次の2072号で改正債権法に関する特集が送られてきているので、こっちも読まないといけないと思って焦っている。)。
 8月24日(木曜日) 今日は、昨日、送られてきた来週が期日の事件での準備書面に対する反論の準備書面の作成で午前中がつぶれる(事務局に見てもらっての訂正作業で午後も結構時間が取られた。)。あとは、昨日の続きで濫用的会社分割のところを読むが、改正債権法の詐害行為取消権のところを読む必要があって全部読めないうちに終わる。もう一つ、先週書いておいた準備書面ももう一度全面的に書き直す。このところ、準備書面をかなり書き直すことがある。結局、自分で良くわかっていないので、書き直すハメに陥ったのだと思う(一つは説明のやり方をかなり修正し、もう一つは構成そのものを書き直した。)。
 8月25日(金曜日) 午前中は法廷が1件。交通事故の案件だったが、1月ほど前に書面を出していたので(前回期日のすぐ後に出しておいた)、裁判所から割とはっきり和解案が示された。その後は、午後は、労働委員会へ。9月になったら、14都道府県労働委員会公益委員会魏という会議がある(あと2週間後である)。会議とはいっても、参加する労働委員会から取り上げてもらいたいと考える問題を出していただき、各労働委員会がそれに対する見解を発表し、討議を行うというスタイルの会議である。公益委員の参加ということで、労働法研究者を数名参加されるというとが分かり(それ以外は、ほとんど弁護士である)、改めてきちんとした準備が必要という認識を福岡県の委員会でも共通になった。特に公益委員のうちの2名の労働法研究者にはプレッシャーがかかることになる。その後(9月19日)に福岡県労働委員会は別の建物に移転する予定であり、それを記念して11月にシンポジウムを開く予定としている。そのシンポの打ち合わせをやったら、5時直前になってしまった。事務所に戻って少し残った作業を片付けて、早めに切り上げてジムに行くことにする。これで今週はおしまい。暑い1週間だった。



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2017年8月19日 土曜日

今週の1週間(8月17日から18日)

お盆である。うちの事務所は、16日までお休みだったので、今週は17日と18日の2日間だけだった。

 8月17日(木曜日) 東京は、8月に入って雨がずっと続いている。福岡でも、にわか雨が多くて晴天続きというわけではない。このため、何となく今年の夏は過ごしやすいと感じていた。
実際に、今週はまだ休暇中の人が多いのか、電車も混んでいない(多分、通学する学生がいないという点が大きいと思う。)。そのためか、朝はさわやかな感じがする。ところが日中はそうではない。にわか雨のおかげで涼しく感じることもあるが(地面が少し冷やされる感じがする。)、日光は強い。今秋までは裁判所もお休みのように感じる。このため、溜まっている書面書ということになる(来客も少ないので、集中してやれる。)。書面は書き始めると結構悩むことが多い。一応書き上げるが、明日もう一度見直しことにする。いくつかの電話での問い合わせに答えることで、この日はお終い。

 8月18日(金曜日) 今日は、本当に暑かった。機能書き上げた書面の書き直しに半日かかり、午後は少し別の書面を書き始める。その後、拘置所へ。拘置所までの往復も暑かった。4時過ぎに拘置所に着いたが、10分も待たずに接見ができた。中は本当に暑いようで、小一時間話をして終わる。今日は、ジムへ(お盆休み中はジムをお休みだったので。)。 

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2017年8月14日 月曜日

今週の1週間(8月7日から10日)

 8月7日(月曜日) 今日は、遅い台風が上陸するということで、RCの会合を無くなるなど、準備をしていたが、幸いにも四国沖に抜けてくれたおかげで、福岡には影響がなくてよかった。四国や和歌山、名古屋の皆さんには申し訳ないが。交通機関にも影響が無く終わる。昨日が広島原爆投下の日で、いつもとても暑く感じる頃だが、やはりそういう1週間になりそうである。先週から書いている書面もなかなか仕上がらない。それに、昨日買い換えたスマホの扱い方に慣れておらず、これでも苦労する。こう書くととても不愉快な1日だったように思えてしまうが、まあそれほどでもない。暑い一日が終わったという感じである。

 8月8日(火曜日) 今日も、昨日に続く一日。明日ある労働委員会での合議の準備などやっていたら、終わったというような一日だった。結局、暑くて特に何も進まなかったということになる。一応、準備書面は書き終えたし、良しとしようということで今日は終わりにする。夕方、知り合いの方の娘さんが亡くなられたということでお通夜に行く。40代前半で亡くなられた。いつも思うことだが、自分より若い人が亡くなられるという話にはつらいものである。

 8月9日(水曜日) 午前中は、まじめに法律相談に取り組む。融資の際の銀行の責任(融資対象物件に不完全な点があるときに、どの程度の役割を負っている場合に責任を問われるのか)なので、事実関係がかなり詳しいことが分からない結論が出せない。午後は、労働委員会。今日は公益委員会だけだったが、合議と9月にある会議の準備の件でみっちり4時間の委員会となる。

 8月10日(木曜日) 明日から事務所は休み(16日まで)なので、今日は、やれることはやり、そうでないことは17日以降に遅らせることになる。内容証明を作り、準備書面1通を作り直すことで終わる。


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2017年8月14日 月曜日

今週の1週間(7月31日から8月4日)

 7月31日(月曜日) 暑い。その一言に尽きそうな毎日となる。ただ、街を歩いていても、道路から熱気が上がってくる、というところまでは行かない。直射日光が痛いといったたところである(結構痛いが。)。事務所の中にいることが多いのに、なかなか仕事がはかどらない。一つの書面を書くのにこんなに時間を取られるのかという感じで、無意味に日にちが経つようでいけない。
  昼はRCの例会へ。私の所属するクラブは月曜日が例会日。8月はお盆があって例会日が少ない(3回)。9月2週目の11日が創立25周年の記念例会だが、その式典の準備がどの程度で来ているのか良くわからないままここに来ている。心配は全くしていないが、自分が何をやるのかが分かっていないので不安である。夕方からはまじめに書面を書き上げるつもりで頑張る。

 8月1日(火曜日) いよいよ8月、今年も本当に半分が過ぎたという感じになる。今日は午前中は、淡々と過ぎる。午後からは労働委員会へ。命令書の合議があるので夕方まで目いっぱいやる。公益委員会議、幹事会、総会、そして合議のための公益委員会議を再開。その後、合議の結果をみての次回までの準備会ということで、結構ハードである。事務所には6時前に帰り着くが、その後、なかなか他のことをやるという気力までにはになかなかならない。

 8月2日(水曜日) 朝、少しだけ事務所にいて、11時の飛行機で東京に向かう。空港に向かう地下鉄の駅でS教授に会う。民法の研究者である教授とは地下鉄で相続法改正についての立ち話。先生は避暑で北海道にということ。私は、日弁連の民事司法改革総合推進本部とその前の証拠収集拡充部会に出る。今回が本年度3回目の委員会。5時には終わり、そのまま福岡へ帰る。

 8月3日(木曜日) 月曜日からの書面の作成を続ける。ただ、会計に関する書面なので、どこまで書く必要があるのか、書いてはバッサリ削除を言うのを繰り返す。弁護士の書面は、事実関係を分かりやすく平易な文章にするという意味では、分かりやすい解説文という性格がある。技術的な問題に関する文書なら丁寧に書くということで何とかなるが、会計的な書面なので、似ているが法律と少し違うという面があり、これ良いのか結構難しい。説明が詳しいと言い訳ぽくなる。このため、バッサリ削る。今日は、早く帰ってジムに行くことにする。

 8月4日(金曜日) 今日は、夕方からマクベスの観劇があるので、早く事務所を出ることになる。そうなると、午前中からまじめに仕事に取り組むことになるはずだが、そうはなかなかうまくいかない。法制審の相続法改正の中間試案後の追加試案の解説などを見ているうちに4時過ぎになり、結局、早く事務所を出ることにある。

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