弁護士ブログ(日々の出来事)

2015年11月27日 金曜日

今週の1週間(11月24日から27日)

 今週は、月曜日が勤労感謝の日で一日少ない。その上、日弁連の委員会などであまり事務所にあまりいることができなかった。

 11月24日(火曜日) 午前中は、弁論準備(先々週の現地での進行協議の続き)。その後、少年事件の付添人意見書を書き始める。午後は、木曜日の労働委員会の打ち合わせを行い、その後は、審査事件の記録を集中して読み直す。事務局作成の原案に手を入れる。今日は、早めに終わりにしてジムへ行く。

 11月25日(水曜日) 午前中は事務所で少し作業をして、11時の飛行機で東京へ。日弁連の民事裁判委員会へ。法制審での相続法改正についての議論が少しずつ深まって(あるいは混迷に向かって)いる。それに、争点整理の期間が伸びている原因が何かを議論する。5時に終わった後、最高裁協議(基盤整備部会)の打ち合わせに出て、7時の飛行機で福岡へ帰る。

 11月26日(木曜日) 朝、福岡県庁へ。第40期の労働委員会(公益委員)の辞令を受ける。その後の労働委員会の臨時総会で労働委員会会長に任命される。役員決めなどの定例行事を決めて、いったん事務所に戻る。午後は裁判所で弁論準備を済ませて、また労働委員会へ。公益委員会議と総会に出席。会長としての最初の司会進行となる。夕方事務所に戻って、その後、少年事件の付添人としての意見書を作る。

 11月27日(金曜日) 朝、久留米家裁へ。少年事件の社会記録を見に行き、併せて家裁調査官と面談する(当然だが、処遇についての意見が合わないところがある。)。ところで、「目細工」という言葉を聞いたことがあるだろうか。10代の女の子の調書に出てくる言葉だが、目の「メイクアップ」よりもパンチがある。メイクアップは、なんと言っても、メイクなので、「盛る」ということはあっても、特徴を延ばし、欠点を隠すということは基本的に変わらないと思うのだが、「細工」となると、「違うものを作る」、しかも、「積極的に作り上げる」という感じが強いし、「細工」だから、時間もかかるし、「元と違ってどこが悪い」という感じがする。
11時に事務所に戻り、その後、中央区役所での法律相談へ。その後、事務所に戻り、いくつかの書面を作って今週はお仕舞。
 

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2015年11月20日 金曜日

今週の1週間(11月16日から20日)

 11月16日(月曜日) 午前中は、電話での連絡などで何となく終わる。午後は、産業廃棄物の投棄に関する不法行為で、現場での進行協議期日。まるまる半日かかった。それでも、訴え提起から4回目の期日での進行競技なので早い進行だと思う。夕方から家裁の裁判官との懇親会。福岡家裁では家事事件で部総括以下6名の裁判官がいるとのことである。裁判所が家裁の裁判官増員に動いていることがよく分かる。

 11月17日(火曜日) 午前中は、相談で終わる。昼は、昨日RCに行けなかったので、メーキャップ(ただしサインでごまかす。)。午後は、電話会議(交通事故)が1件。その合間に、控訴理由書を書く。夜までには書き上げる。
 
 11月18日(水曜日) 今日から妻が旅行へ。午前中は事務所で過ごす。午後は、昨日と同様に電話会議(交通事故)が1件。次回は尋問期日となった。夕方に1件、打ち合わせを入れて、それに基づいて書面(陳述書)を修正。あすは提出できそうである。

 11月19日(木曜日) 9時前に久留米の家庭裁判所へ行き、少年事件の刑事記録を読む。4冊だったので読むのに午前中いっぱいかかった(少年事件では、共犯者がいる事件では、記録が共犯者の数に比例して厚くなる(4人なら4冊になる。集団暴走事件ではすぐに10冊を超える。)。せっかく裁判所にきたので、調査官に会おうと思ったが不在で会えず(とても残念)。
 午後は、事務所で過ごすが、高裁で負け判決を受ける。予想されていたとはいえ気分が重い(破産管財人としての事件で依頼者がいない分だけは楽ではある。)。ただ、控訴審で出した主張が時期に遅れた攻撃防御方法として排斥された点は納得がいかない(控訴理由書と提出と同時に出して、第1回の弁論準備期日(この部では、第1回口頭弁論期日前に受命裁判官による弁論準備期日を入れている)前の主張を時期の遅れた攻撃防御方法とするのはどうだろうか(原審の終結前に出せということになるが、そんな実務慣行があるとはとても思えない。それにその後、数回ンの弁論準備期日を経たうえで、第1回目の甲乙弁連期日で却下されたものである。そこまでやったのなら、却下せずに、内容を判断して、控訴審として、認められない理由を明らかにしてほしかった。)。
 そんな不満があって、今日は、早く終わりにしてジムに行くことにする。

 11月20日(金曜日) 昨日読んだ記録を前提に、鑑別所へ面会に行く。前回の面会から10日後となって少し申し訳ない気がする。来週は祝日や日弁連の委員会もあるので、30日の審判まで、もう一度来れないようなので、(1日は、直前にそろう調査官の意見書や鑑別所からの所見などの社会記録を読むために家裁に行かなければならない。)、かなり突っ込んだ話をする。、
 午後は事務所に戻って、いくつかの作業をしたら、、事務所の動画を作る時間となった。一種のプロモーションビデオだが、伊勢丹のPVのようにはいかない(藤本弁護士と一緒に、文章もその場で作り直した。)。何回か取り直して5時にようやく終了。
 その後に、緊急の打ち合わせを入れてしまったので、弁護士会と裁判所との建築紛争をテーマとする協議会に出られなかった(すごく残念)。打ち合わせ後、旅行から帰ってきた妻と食事をする(実は、今日は私の誕生日なのだが、特にそれらしいこともなく終わる。念のために言えば、事務所ではプレゼントをもらった。)。ということで今週もおしまい。

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2015年11月13日 金曜日

今週の1週間(11月9日から13日)

 11月9日(月曜日)朝、鑑別所へ行く。鑑別所では、少年(少女)と1時間ほど話をする。警察と違い仕切りがあにので、少し勝手が違う。元気そうでなによりと思う。審判なで3週間。その間にどのくらい変わるのかどうか。
 昼は、RCへ。姉妹クラブの台湾のクラブと山形のクラブからの皆さんと一緒に。最後にみんなで記念の集合写真を。その後、来季の労働委員会の打ち合わせ。その後、新たに受けた事件の打ち合わせで、依頼者と一緒に別の弁護士事務所と関係者の店舗へ。

 11月10日(火曜日) 朝、民事再生事件での大口別除権者の銀行へ挨拶(事情説明と協力のお願い)に行く。その後、再生会社の施設を訪問。昼は弁護士会の民事手続委員会へ出席。その後裁判所で弁論準備が1件。事務所人戻って、昨日の打ち合わせに基づく陳述書を作成(3枚で一応完成させる)。

 11月11日(水曜日) 「1並びの日」。ポッキーの日だという人もいるが、福岡なら「棒ラーメンの日」だろう(実は、月曜日のRCの例会後、台湾の姉妹クラブの会員とご家族が棒ラーメンの工場見学に行っており、きっとお土産に「棒ラーメン」を頂いていると思うので、ここで少しよいしょを。いや本当に結構おいしいのです。)。午前中は、昨日受け取った交通事故の準備書面に対する反論の準備書面作成(4枚)の作成で終わる。
 その後は、昨日に続いてもう1通の陳述書を作る(5枚で完成)。夜は、別事件の関係での打ち合わせ(また陳述書を書くことになる。)。

 11月12日(木曜日) 午前中は、昨日の陳述書を書き始める(珍しく電話の少ない午前中だったが、資料の整理でおわり、陳述書は2ページしか書けない。)。午後は、労働委員会へ。1時から5時過ぎまでかかる。今日は、事務員さんたちとの食事会のため、これでおしまい(おいしいフランス料理でした。)。

 11月13日(金曜日) 少し、打ち合わせの電話をしていたら、11時からの大津家裁での事件の電話会議の時間となる。地元でないので、電話会議はやはりやりにくいうえに、原告の準備書面が昨日午後に送られてきたので、ほとんど読めていない。離婚なので、争点が拡散して、立証責任がどちらにあるのか、わからなくなりそうである。
 午後は、結構まともに時間が取れたので昨日の続きで陳述書を書くが、途中で疲れてしまい、今日はジムに行くことにして早く終わらせる。、これで今週はおしまい。
  

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2015年11月 6日 金曜日

今週の1週間(11月2日から6日)

11月になった。福岡では、最高気温が23度を超える晴れの日が続いていて、衣替えが難しい。今週は、文化の日があり、東京に行かなければならない日もあって、非常に短い。

 11月2日(月曜日) 午前中は、みっちりと打ち合わせをする。いつものRCは、週末に台湾と山形の姉妹クラブが来福するため、日程変更となってお休み。午後は、労働委員会であっせん(成立)。事務所に戻って、書面を書く。

 11月4日(水曜日) 日弁連での司法シンポ実行委員会のために8時25分発の飛行機で羽田へ。この委員会の副委員長になっているので、11時からの正副、事務局会議に出席。3回目の委員会なのに初めての出席となる(このため、実は名刺の余裕が無いことに気が付き、朝、始発の電車で事務所に寄って名刺を補充した。ついでに少し、仕事をした。)。シンポのテーマ決めの段階での話し合い。司法、司法権、憲法などをキーワードとする司法シンポとなる見込みだが、どのような切り口とするかでもう一つ、イメージを固めることができない。個人的には司法というか、裁判所というか、そのようなものを国民の中に浸透させるという観点からシンポを開くのあどうかと思っている。その中で、夫婦別姓、選挙区割りの問題など、憲法訴訟もやり方とそのほうな裁判機能の拡充のための議論として司法の基盤整備を論ずるのではどうかというものである(中身として、市民のための法教育や国民への憲法的価値観の浸透を考える、という辺りを検討する。)。
 午後は、途中で、最高裁協議の全体バックアップ会議に出て、また、司法シンポ委員会へ。4時からは、委員会活動の一環として青井学習院大学法科大学院教授の憲法訴訟に関する講話を聞くという勉強会。司法試験受験時代の(30年近い前)、清宮、宮沢、芦部教授の学説の整理など懐かしい思いもしたが、現在の学会のコモンセンスもうかがうことができて有益だった。

 11月5日(木曜日) 3時から埼玉弁護士会と日弁連民事裁判員会と協議会が予定されていた。ホテルでゆっくりしたが、時間があったので、近美丙って藤田嗣治を見る。藤田の戦争画では、「アッツ玉砕」と「サイパン」は何回かみたことがあったが、他の戦争画をみることができた(もちろん、戦争画以外も展示されており、藤田の技量と何度も作風を変えるこおtができるという才能を改めて感じた。それから工芸館にも行く。藤田の戦争画を鑑たというからではないが、近くの千鳥ヶ淵戦没者慰霊碑に。さらに靖国神社に足を延ばす気持ちはなく、九段下から東京駅を経て、埼玉弁護士会へ向かう。やはり、弁論準備や暫定的心証開示が議論の対象となる。5時過ぎに弁護士会館を出る。浦和から浜松町を経て羽田に向かうが、本当にきわどい時間となる。

 11月6日(金曜日) 朝は、メールのチエックで時間を取られる。午前中は、弁論準備に出る。午後は、破産事件での債権者集会(管財人の立場で出席)。それに再生開始の決定を受けてリース会社との話し合い。事業承継を希望するところからの問い合わせもあって、結構時間を取られる。少年事件での打ち合わせと陳述書(時間がないので、陳述録取書にした。)の作成もあって、、結局、当初予定していた台湾から来福されたRC会員の空港へのお迎えに行けなかった。


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