弁護士ブログ(日々の出来事)

2018年1月27日 土曜日

今週の1週間(1月22日から26日)

 1月22日(月曜日) 今週は寒い1週間という予報だったが、やはり寒い。先週調査嘱託の回答が来た事件で、準備書面を書く。回答書の内容は分かるが、回答内容によっては確認したい箇所が増えてしまう場合がある。今回も、そういう記載があり、どうしようかと思ったが、嘱託先が地方自治体で住宅関係の指導課であったので、直接電話で疑問点について問い合わせる。予想していた一定の回答が得られたので、その回答内容について電話聞取書を作成して調査嘱託回答書とともに書証化する。相手からも新たな書証が出されたので、それに対する反論も記載して、何とか10頁ほどの準備書面を作成する(明日読み直して提出することにする。)。
 午後は弁論が1件。建築関係の紛争で、こちらが原告の初回期日だった。相手方にも交渉当時から弁護士が付いており、相手方と初回期日を打ち合わせていた事件で、初回期日までに1か月半くらいあった事件だったが、10日くらい前に送られてきた答弁書は、請求の趣旨を争い、事実の認否が追って行うという3行答弁書だった(当日は擬制陳述ではなく、認否のためにもう少し時間が欲しいというものであった。)。こちらの訴状が13頁くらいだったということもあるかもしれないが、事実の認否の途中まででも書いて欲しいと思う反面、依頼者との間がうまく行っていないのか、などの勝手な推測をさせるものだった(相手の代理人と本人の間がうまくいっていない場合は、こちらもそれなりに苦労することになる可能性がある。)。そのためか、裁判所は、1か月半後の』回期日を弁論準備ではなく弁論期日に指定した。
 夕方から、筥崎宮でのRCの新年会。私は出られなかったが、皆さん、寒い中で新年のお祓いを受けたということである。

 1月23日(火曜日) 朝は、まず昨日一応書き上げた準備書面を読み直す。やはり手を入れる箇所が出てきて、昼前までそれにかかりきりだった(途中で、3月29日の日弁連での民事訴訟法成立20周年記念シンポジウムに出席するための航空券を予約するが、ネット予約でも回線が込み合っていて結構時間がかかった。)。
 午後は打ち合わせが1件。その後、先週の当番弁護士で出動した事件が、結局、被疑者国選事件となり(勾留状記載の犯罪事実は被疑者国選事件の対象だったが、被疑者が勾留質問の際に弁護人については少し考えたいと答えたため、裁判所の書記官が弁護士会に当番弁護士の出動を要請したという経緯による。このため、私が当番弁護士として土曜日の午前中に接見して、被疑者の資力などの点から被疑者国選の申し入れが望ましいこと、それも急いだ方が良いことを伝えたところ、その午後になって、私あてに、法テラス事務所から被疑者国選弁護士になって欲しいという連絡があったというものである。)、私が担当弁護士になったため、午後勾留場所である警察署に接見に行く。明日の朝は、福岡県も雪になるという予報が出されていたので、早く帰ってジムに行くことにする。

 1月24日(水曜日) 全国的に寒波に覆われた朝になった。ただ、福岡では前の晩からの雪はなく、公共交通機関に乱れも無くほっとする。昨日書面を出した事件の期日が本日の10時からだったので、もしもの場合どうしようと少し心配していた。そういうことで、10時からの弁論に出る。控訴審の事件で、高裁にかかってから1年が経過した事件で、最終的な争点に関する調査嘱託の結果もなんとか間に合ったので、今後の進行が気になっていた(昨日ようやく提出したこちらの書面に対する反論の機会が相手に与えられるかということが気になっていた。)。裁判所は、いくつかの点で釈明を求めた後、弁論を終結したいということで直ちに弁論準備を終わりにして、合議体による弁論期日を開き、弁論を終結して、判決期日の指定と、引き続いての受命裁判官による和解期日となった(なお、前回の弁論準備期日で、次回の期日で終結することもあるという点はアナウンスされていた。)。
 ただ、和解期日なので、交互面接となったが、1時間近く待たされた。相手方と裁判所の話の内容は不明だが、争点に関する理解に齟齬があったような感じである(当該争点の重みについての評価が違うという意味である。念のために言えば、これまでの弁論準備期日でその点は議論されており、その際には専門委員もその点をコメントしており、こちらの準備書面もその点を意識して書いていたつもりである。なお、合議体による弁論終結の際には、裁判長から争点についての具体的な確認はされなかった。)。
 こういうことで、午前中はこの1件で終わり、午後は、民事の控訴理由書を書く。途中でいくつか雑用が入ったこともあるが、あまり進まない。明日は、日弁連の委員会に出るために飛行機に乗ることになるが、天候の具合から大丈夫かなど気になる。

 1月25日(木曜日) 今日は、日弁連の民事裁判委員会に出る。幸い、福岡空港から出る飛行機が到着便の到着遅れのために少し遅れたということがあったが、無事に羽田に着く。途中、名古屋が雪におおわれていることと、伊豆大島に雪が積もっているのを見て少しびっくりする。
 日弁連の委員会に出席後、3月29日の民事訴訟法20年sのシンポジウムの準備部会に出席。この日は、パネリストの研究者お二人と東京地裁の現職裁判官、それに弁護士2名がそろっての8時までの打ち合わせとなる。争点整理が中心のシンポジウムとなるが、なかなか興味深いシンポになる見込みである。そういうことで、今日は東京宿泊となる。

 1月26日(金曜日) 朝、東京を出て、11時には事務所に到着。飛行機も順調だったのでほっとする。お昼の時間を利用して少し作業を行った後、労働委員会へ。公益委員会議、総会を行う。総会では平成30年度の審査期間の目標を定めた(昨年と同様に、終了までの期間を1年未満とし、団交拒否だけの事件(2号事件)は10か月とする。という内容だが、福岡県の場合、この期間は、事件全体の平均の期間という意味ではなく、全ての事件についてこの期間内で終了することを目指している。29年度でも全ての事件でこの目標をクリアした。)。この他、昨秋、東京都労働委員会と新潟県労働委員会へ実情調査に行った際のそれぞれの委員会の委員との協議内容の報告を受ける。東京都は事件数も多く、その処理をどうしているのか興味があったが、そのあたりについての報告だった。労側、使側の参与委員の早期の関与、事務局の積極的な活用(そのためには、スキル向上が不可欠である。)など興味深いところがあった。5時までの総会で、その後は委員と職員が一緒になっての新年会となった。ということで、今週はおしまい。

  

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2018年1月21日 日曜日

今週の1週間(1月15日から19日)

 1月15日(月曜日) 午前中は、いつもと同じ月曜日だった。ただ、RCでの打ち合わせがあり、11時過ぎに事務所を出る。昼食を済ませてその後は労働委員会へ。審査事件の第1回目の調査期日(裁判で言えば初回の弁論期日)。ただ、双方から第1準備書面と書証がある程度出されているというイメージである。このため、争点の整理(双方の主張の確認と相手がそれを理解しているかの確認)と次回までに双方がやるべきこと(この点は、双方での相手方の主張を確認した上で、お互いに反論すべき部分を確認してもらい、それぞれが準備してもらう期間となる。及び、労働委員会から釈明を求められた部分についての主張と証拠の追加)を確認する。1時間を少し超える時間を要しての期日だった。新任の委員(労使及び公益委員)にとっては結構疲れる経験だったと思う。そういうことで期日が終了し、事務所に戻ったが、ほとんど何もできないまま、RCでの昨年からの引継事項につちえの打上会に出る。

 1月16日(火曜日) 今日は、ほとんどやることが無く、RCの作業に時間を取られる。2020年に私の所属するクラブからガバナーをだし、かつこのクラブで地区大会を担当することになったため、2年後のことだが、時間のあるうちに資料を読み、自分なりにまとめておきたいと思い、資料よみを始めたところ、すごく時間がかかった。こういう経験はかなり前のものとなっており、色々な約束事があるはずなので(それが不文の場合がある)、資料を読み解くだけで時間を要する。そういうことで1日が結構つぶれる(無論、仕事上での事務連絡や相談は結構あったので安心して欲しい。)。調査嘱託の回答が返ってきており、それを前提とする準備書面を作成しなければならないが、中々進まない。

 1月17日(水曜日) 午前中は、弁論準備が1件。2月の初めに人証調べとなり、今日で弁論準備が終了することとなる。そこで、争点確認ということになるが、単独事件で裁判官は62期なのでどういうように争点の確認をするのかが興味深かったが、メインとなる争点(要件事実)だけでなく、それを前提として、書証(遺言書)の信用性やその記載内容が解釈などの問題点について、口頭で確認をされた。その意味では詳しめの争点の確認だったと思う。
 午後は、年越しの色々な連絡事項について、電話連絡するなどして結構時間が経過するのが早かった。夕方からは、労働委員会での歓送迎会があり、今日も早めに事務所を出ることとなった。

 1月18日(木曜日) 今日は、一日日弁連。民事司法改革本部の関係で朝から東京へ向かう。この中での証拠収集方法の改善部会で、当事者照会制度について報告する。年末からまとめるのに結構苦労したものである。この制度は利用した人で成功体験のある人は結構利用しているようである。そもそも証拠偏在型訴訟において、それを是正し、主張と証拠収集のために利用されることを目的に立法化されたものである。照会を求められた相手方は、一定の除外事由が無い限り照会に応じる義務を負う。その際、照会を求めた側に主張立証責任があるということは除外事由にならない(そのために設けられた制度である。)。また、裁判所を介することはないため裁判所はこの点に関与しない。ただ考えてみると、当事者照会制度が証拠偏在型事件において、主張・立証を容易にするための制度であるということは、それが積極的に利用されることは、裁判所にとっても有益であり、当事者照会における除外事由は法に書かれているのであるから、裁判所がこれに積極的に関与することは裁判所にとっても有益なのではないかと思うが、どうだろうか。

 1月19日(金曜日) 昨日は一日東京だったので、いなかった間に読まなければならない資料が増えており、それを読むだけで午前中は終わる。その他、長い打ち合わせがあり、午後からも結構長めの打ち合わせが続く。尋問事項の整理や反対尋問の準備などしていると時間が直ぐすぎてしまう。さらに今日は当番弁護士で1件の依頼があった。福岡市内の警察署でよかったが、接見にいくことになる。これで今週はお終いとする。

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2018年1月13日 土曜日

今週の1週間(1月9日から12日)

 1月9日(火曜日) 寒い1週間になると言われていたが、やはり寒い1週間だった。今日から、2018年が実質的に始まるということで、ついつい月曜日の気持ちでいるが、じつは火曜日ということでなんとなく変な感じである。今週は、それほどやることが詰まっているわけでなく、溜まっている作業をすることにする。昨年終わったLACの報告書を書こうと思うが、書式が分からず苦労する。弁護士費用特約を使う場合、知人やその紹介ということで当事者から推薦されて保険会社との間で弁護士費用特約を使う場合は、保険会社との2者だけの契約となるが、弁護士会が入ると3者間でのやり取りとなって途端に書式が複雑になる。
  夕方からは、裁判所(民事部の裁判官)との間でのプラクティス研究会に出る。このところ争点整理のやり方をテーマとしてきており、今回は釈明権行使について、「過剰」と考えられる場合と「不足」と考えられる場合を検討することとなった。

 1月10日(水曜日)まだ、裁判も期日がほとんど入らず、午後に1件だけで、それまではなんとなく過ぎてしまう(当事者照会についての資料集めと必要なコピーで結構時間が掛かった。)。午後の弁論準備に出る。そろそろ移動時期に当たる裁判官の場合、4月以降の進行も考えなければならない。そうこうしているうちに、明日の天気予報で雪になりそうとういうことと、低温となるということを聞いて早く帰ることにする。このところ、破産管財人の事件が無いせいか、裁判所への毎月の報告書を書く必要がないため、結構時間的には余裕があるような感じになっている。

 1月11日(木曜日) やはり寒い朝で電車が遅れた。午前中は相談が1件。結構時間がかかる。他の弁護士の訴訟活動についての意見(不満)を言われるものなので、実際にその様子を見ていない者として答えに困る場合が多い(昔は、そういう他の弁護士の対応については相談に応じないという弁護士も多かったが、弁護士同士のかばいあいと言われることもあるので、なかなかそういうわけにもいかない。)。午後は、電話会議(こちらは裁判所へ出頭)が1件。その後、労働委員会へ。新年最初の公益委員会議で、昨年からの懸案の続きもあり、2時間近い会議となった。その後、昨秋退任された公益委員と代わって選任された新任の公益委員の歓送迎会。本当にご苦労様という感じである。

 1月12日(金曜日) 午前中は、労働委員会の命令に対する取消訴訟の法廷の傍聴へ(労働委員会会長である私が被告代表者なのであるが、労働委員会の内規で、会長は原則として訴訟代理人にはならないとされているので傍聴席に座ることになる。)。いつもと違う体験となる。当事者席と違うだけでも裁判に対する見方が違ってくるような気がする。
午後は相談が続く。その後、このところの寒波が続いているが、久しぶりにジムに行くことにして(寒いときはやはりあまり行きたくない)、早く事務所を出る。

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2018年1月 7日 日曜日

今週の1週間(1月5日)

 新年明けましておめでとぷございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

 1月5日(金曜日) 当事務所は、新年の業務を1月5日からとしたことから、今週は5日の一日だけで終わることになる。例年5日を開始日としており、いっそのこと来週火曜日(9日)から始めるというのもあるかなと思いもしたが、そうすると1月の3分の1が終わってしまうので、それはやめにした(そうなったとしても、私は4日か5日んは事務所に来ていたと思うので、あまり変わらない。)。
 4日は事務所に出なかったので、5日の午前中は、年賀状の整理などで終わってしまう。それに12月20日頃判決になった事件で控訴されたのかどうかの確認作業中があった。午後に2件ほどの打ち合わせを入れていたこともあって、午後からはいつもの日と変わらないようになってしまった。ただ来週に期日が入っている事件での相手方からの書面が来ていないので、困ったなとは思う(相手の書面待ちなので、結局、来週の期日は無駄になるのかと思う。)。いくつか書面書きもあるが、今日やらなくとも良いかと思い、昨年から続きの当事者照会についてのペーパーに手を入れる(自分では、うまく利用しようという気持ちになるような事件に当たっていないが、積極的に使おうと思えば、使える事件(場面)は結構ありそうに思う。ただ、相手からの回答が無い場合に、裁判の場をどのように利用して裁判所を通じてそれを出させるようにするのか、そこの工夫を考える必要があるのと、そのために裁判所をこちら側に引き込むには何が必要かを考える必要がある。一つは当事者照会についての裁判所の正確な理解(証明責任の所在とは無関係であることなど)が、不可欠であろう。
 とりあえず、来週からきちんとやろう。

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