弁護士ブログ(日々の出来事)

2020年10月25日 日曜日

今週の1週間(10月12日から16日)

 1012(月曜日) 今日は昼間のロータリーがない。いつもの月曜日と変わらない始まり方になる。週の真ん中に色々な行事があるので、今日と明日は貴重である。午前中から午後にかけては、なんとなく結構(少し変な日本語だが、そういう感じである)忙しい。午後は、最近受任した高層マンションの騒音被害の件で、マンションの別の階での被害実態調査に立ち会う。20階以上の高層マンションの上の方の階では、建物自体を軽くする関係からか、上下の階との関係や隣との境の壁も薄い場合が多いようで、かなり、深刻な問題となっているケースが多い。音については、住宅性能評価によることが任意となっている関係から、品確法自体の解釈では解決できない場合が多そうである。とりあえず、問題点となりそうな点をチエックしておく。

 10月13日(火曜日) 今日は、一日中、事務所に籠る。今週末に、10月2日の座談会の原稿(第1稿)が出来上がり、その後の修正作業が控えているため、やれるところはやっておきたい。その関係で、来週ある刑事事件のために2人被告人に接見に行く。警察署と拘置所を合わせて言ったおかげで昼間がほとんど潰れてしまった。ただ西警察署の行く途中では車窓から海が見える。天気も良く、少し幸せな気持ちになる(それくらいしか楽しみがないとは書けない。)。
この関係で、弁護士会と裁判所とのプラクティス協議会(裁判官との実務上の問題についての協議会で、4月以降初めての会合となる)を欠席してしまった(久しぶりにリアルであるのに残念なことになった。)。

 10月14日(水曜日) 午前中は、相続の関係で、税理士との打ち合わせ。昼からは離婚事件での打ち合わせ。その後は、日弁連の通信秘密WGによる長谷部由紀子教授のZoomでの講演会。イングランド法についての講演。質疑応答もあって、なかなか興味深い講演会だった(日本での民事訴訟において、依頼者と弁護士の通信秘密の保護をどのくらい与えるのが相当か、かという問題に関連する議論だが、利益衡量的な考え方を取り入れる余地があるのかどうか、在り得るとすれば、どういう問題でどの程度なのか、その際の考え方がどのようなものか、という各論までは当然、議論が進まなかった。)。証言拒否権などが利益衡量を取り入れないといけない場合が考えられるのか、なかなか結論が出ない問題であろう。
 
 10月15日(木曜日) 今日は、午後一番で、精神保健法の関係で、少し離れたところにある施設に、相談希望者と主治医に面談する。結局、一日がかりになる(相談者、主治医、、また相談者と、3度ほどの面談となる)。当然、その内容は、ここには書けない。ということで、施設から家に戻り、今日は、ジムの日となる。

 10月16日(金曜日) 朝、事務所に行き、少しだけ事務を処理して(昨日の報告書の作成もある)、その後顧問先へえ。パワハラ問題が生じており、対象者の面談に付き合う。やはり、事実関係の認識が微妙に違うようである。一応、昨年厚労省の検討会が作成した判断基準に基づき、それに該当する行為かどうか、対象者の認識が検討会作成の判断基準に照らしてパワハラと評価されてもやむを得ないものか、などの事情聴取となったが、一過性の行為では無い場合(継続的な関係の中で発生した行為)なので、特定の問題など結構難しい問題があることを改めて認識する結果となった。その後、事務所に戻りいくつか作業をして、5時30分からは、日弁連民事裁判委員会での部会の打ち合わせに出る(やはりZoom会議となる。)。
 ということで、今週はおしまい。




投稿者 あさひ共同法律事務所

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