弁護士ブログ(日々の出来事)

2020年8月29日 土曜日

今週の1週間(8月18日から21日)

 8月18日(火曜日) 昨日までお盆休みとしていたので、今日からのスタートとなる。週の初めのルーティン作業を終えて、午前中は、双方電話の書面による準備手続。この事件は、裁判所の所在地に原告が住み、被告と双方代理人が遠方ということで、これまで書面による準備手続を続けてきた進行になっていた。今から、原告本人が裁判所に出頭し、双方代理人は電話という多少変則的な進行となる。TV会議は使っていないので、裁判所が原告被告から個別に事情を聴く場合は、代理にだけのこちらはともかく、原告本人と裁判所は対面して、原告代理人は電話で加わるということで、代理人が話す場合は、裁判所は本人の顔を見ながら、それを聞くという変な進行になる(個人的には依頼者だけが裁判所に出頭ということになるので、依頼者が何か勝手に言いださないかという点では不安にある)。なお、次回もこの進行ということで、弁論準備期日ということになった(これで次回期日には、準備書面の陳述や証拠の取調べは可能となった)。 午後は、福岡県弁護士会の懲戒委員会に出席。2時間びっちりの委員会でとても疲れる。


 8月18日(水曜日) 午前中は、建築訴訟の準備書面を書く。図面の説明を文章で書くのが結構大変。今日は、一日中これに掛り切りになる。酷暑になっているので(それに、コロナ禍もあるので)、特に事務所に来て相談ということはなく、個別の細切れの電話による相談」といったものが多く、それに中断されながら、午前中の続きを行う、というこ都で今日は終わる。

 8月19日(木曜日) 午前中は、昨日書いた書面を見ながらの打ち合わせ。建築訴訟なので、一応自分のイメージで書いているが、専門家のポイントが法律家の位置と違っており、私の文章で、その違いが建築家にとって重要であることを法律家である裁判官に分からせるのは難しい。法的に重要な違いと言えるのか、自分でも良くは分からないところがある(その場合は、本人には、私に分からない以上は、裁判官にはもっと分からないといって、本人を説得することになる)。今回の打ち合わせでは、そういう点はあまりなく、何となく無事に終了(ただし、思い違いもあり、かなりの訂正が必要になったことがやはりわかった。)。
 午後は、コロナ禍の関係での相談。事業の継続ができるのかどうか、結構難しい問題となる。いくつかのシュミレーションをしながらの相談となる。

 8月21日(金曜日) 午前中は、昨日の打ち合わせに基づく諸目の書き直し。途中で裁判所に和解のために行く。午後は、午前中の続きになる。書き直しを始めると、色々と直す箇所が出てきて、相変わらず、この手の書面の作成が大変だということを再認識する。ということで、酷暑の1週間が終わる(ただし、来週もこれが続きそうである。)。


投稿者 あさひ共同法律事務所

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