弁護士ブログ(日々の出来事)

2020年6月27日 土曜日

今週の1週間(6月15日から19日)

 6月15日(月曜日)6月も半分過ぎることになる。午前中は、福岡県弁護士会史の担当部門(民事、家事、労働)の4人での会議。スカイプを使う。このところはZooMを使うことが多いが、4人ならスカイプで十分という感じである(というより、どちらがどう違うかよく分かっていない。)。先週には、残りの3人に原稿を渡していたので(民事だけの途中までの分は1月前に渡していた。)、その後を読んでもらうことになったが、もともとの3万字という制限があるので、どこを削るかという話になる。個人的には、コロナのために暇になった時間を宛てて、平成年間のものを書こうと考え、特に字数は考えていなかった。とりあえず書き始めたらこの程度になったというものである(やはり、当時のものを紹介しながら書くとなると、その紹介の部分だけでも相当な量になることから、当然、3万字の制限は越える。当初は「福岡方式」と言われるものを書き、平成8年の新民事訴訟法、平成13年の司法制度改革審議会報告書とそれに影響された裁判の迅速化法、労働審判法、人事訴訟法などの多くの法律の制定、平成20年前後の過払金訴訟の隆盛による影響、平成20年代中盤に差し掛かったところでの民事訴訟の状況などを考えてみるというところを書くと、結構な量になるというものである(こうなると、福岡県弁護士会史として弁護士会との関係をどの程度書き込むかを調整するところが難しくなる。)。そして現時点で、改めて、30年間を振り返れば、それなりのボリュームがあったというあたりになりそうに思う。
 途中から新書版程度の量は書こうと思っていたので、概ね、その程度になって満足といったところである。もちろん、
会史分は、新たに書き直すということになる(残念ながら、今の状態ならその程度の余裕は十分ありそうである。)。
 昼はロータリーに行って、5時からは、日弁連のITWGの会議(ZooM)。19日から法制審が始まるので、そのための会議ということになる。実は今日から3日続けての日弁連のZooMでの会議が続くことになる(今日は2時間だけでまだ良い)。会議中に水曜日が期日の事件で、相手方代理人から準備書面が届く。反論の準備書面を書こうと思うが、久しぶりの準備書面の作成になるため、結構時間が掛る。。

 6月16日(火曜日) 今日は午後が13時から17時まで日弁連民事裁判委員会(ZooM会議)。そのため、貴重な午前中になる。昨日から取り掛かった準備書面だが、見直すと結構書き直す必要があることが分かる。結局、今日中の提出はあきらめる(明日10時からの期日だし、双方電話なので、無理だと判断する。そうは言いながら、午後のZooM会議の途中で内職をして書き上げようと努力はする(そうしないと、明日の期日の準備もできないことになる。)
 午後の日弁連民事裁判委員会は、新年度最初の委員会ということで、人事や会計などのルーティンワークをこなし、関係する裁判のIT化その他の問題について、これからの1年間も色々な問題があることが分かる。
 5時に会議が終わった後は、福岡県弁護士会の冊子委員会にやはりZooMで途中から参加。会史の方向性を議論してもらうことになるが、完成はだいぶ先といった感じで、それぞれの担当者が途中経過を報告するということで終わる。弁護士会の活動を記録するという会史らしいものにするという点を強く出すということのため、私の担当する民事、労働、家事は、少し性格が違うものとなりそうである(少し、内容の調整を図る必要がある。)。ということで、今日は、合計6時間のZooM会議でした。

 6月17日(水曜日) 10時からの電話会議(双方とも電話なので進行協議)。裁判所も、4月から期日が入っていないので、手持ちの記録を検討する時間はあったようで、次回までに作成する準備書面について細かな注文が入る。細かな点での釈明があったということは、それ以外は概ね理解できたということなのかまでは不明だが、注文内容については、一応、口頭で回答し(後での撤回の可能性を前提とした暫定的な回答である。)、その回答についてさらに特段の注文もなかったので、まあ、それなりの成果があったと理解することにする。
 午後は、日弁連の第29回司法シンポ実行委員会。これまで、2021年11月のシンポジウムであることやコロナの関係などで一度も会議に参加できていなかったが、ZooM会議からのスタートとなる。シンポジウムのテーマがIT化であって、最初の1時間は、法的思考とITとの関係などの講演であり、その後、全体会議となったが、途中で失礼する。3時から福岡県弁護士会の懲戒委員会に出席する。こちらは、リアルの会議となる。懲戒委員会は、弁護士以外の委員もいらっしゃるほか、対象が対象だけに真剣な会議となる。
 その後、事務所に戻って、少し作業をする。

 6月18日(木曜日) 午前中は、相談が1件。交通事故(人身)のケース。コロナの影響を感じるのは、被害者がリハビリに行くのが怖いという点である。病院でコロナが感染する方が怖いということだが、そうなると、治療が長引いたりして治療期間が争いになる場合が増えるかもしれないと思う。午後は、昨日書けなかった事件の準備書面を書き始める。いくつか調べなければいけない事情もあって、結構時間が掛る。3日続けてのZooM会議は結構疲れる。このため、今日は、ジムに行くことにする(コロナのお陰で、3密の危険のあるジムも空いていて、コロナの感染の危険はないようだが、こんなに客が少なくて大丈夫か、という思いはある。)。

 6月19日(金曜日) 朝は、予約していた歯科医へ。麻酔をしての治療だったため、午前中は、口の右半分がしびれている。こういう時に限って電話がいくつか架かってくるものである。午後は、市役所での法律相談。法律相談はどう運営しているのかと思っていたが、1時間程度時間を取ってもらう(30分空ける)ということで、3密を避けていた。おかげで、間の時間でたまってた法律雑誌が読めてよかった。事務所に戻っていくつかの作業をして今週はお終い。



投稿者 あさひ共同法律事務所

カテゴリ一覧

カレンダー

2022年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

月別アーカイブ