弁護士ブログ(日々の出来事)

2020年4月 4日 土曜日

今週の1週間(3月23日から27日)

 3月23日(月曜日) 3連休後の月曜日。東京ではコロナウイルス自粛ムードのゆるみが、急に言われるようになった。イタリアやスペインの状況が報道されることで、日本での気の緩みが言われるようになった気がする。そうは言いながら、年度の最終週になった。午前中に法廷が1件。電話会議を利用したものとなった。裁判官の移動があるため、次回以降の大まかな進行ついての日程決めといった程度で終了する。書記官に聞いたら、担当書記官も移動ということで、この事件は落ち着くまで少し時間が掛りそうに思う。昼はロータリーもなく(しばらくはなさそう)、ロータリーの地区大会関係では何らかの記念誌(いずれにせよルーティンの年報は必要)を作るということでの打ち合わせ。大会の替わりになる記念誌てきなものを作るという案も出るが、そこまで頑張らなくても良いという話もある。また、この辺りの意思統一が難しくなりそうである。夕方からはロータリーの関係での会合(3つの密に反する会合になってしまった。)。まあ、飲食店経営の会員に元気をつけてもらうため、という名目だが、考えてみると、こういう会合がたくさんある場合、そのどれかではクラスターになっているかもしれない。

 3月24日(火曜日)今日は、当初は日弁連のIT化WGが予定されていてそれに出席の予定だった(本当は25日には日弁での建築訴訟に関する研修が予定されており、それも直接聞きたいとは思っていたが中止になった。)が、取りやめてスカイプでの参加となる。午後3時から6時までスカイプでの参加はやはり苦しい。自分の担当部分が来るまでじっと待つという感じになる。日弁連の会議では、資料はメールで送られてくるのでそれを印刷あるいは画面で見るということになるので、メールの資料はそのままデスクトップの画面で見ながら、スカイプは別のノートで対応したいと思っているが、今回もそこまでできず、紙への印刷で対応することになってしまった。
 
 3月25日(水曜日)午前中は、事務所で作業し、午後は、建築紛争の事件で裁判所へ。福岡地裁に建築集中部が出来て2年目なので、進行がどうなるのか分からない。比較的早い段階で付調停になると思うが、双方からの書面が出そろった時点で調停に移るように聞いている。争点がある程度揃った時点でどのような調停委員を選ぶのかを決めるつもりかと思うが、そうすると夏季休廷期間を考えると調停委員を選ぶもが6月から7月となり、調停初回が9月になる可能性がある。これからの進行のスピードがどうなのかという問題もあるが、裁判官も来年は移動ということのようなので、調停に移行してからどの程度で終わるのかは分からない(半年で終わって欲しい)。裁判所には、次回の期日に、その次の期日から調停に移行するくらいの判断をして欲しい。裁判所にその辺りを理解してもらうためには、答弁書で事実関係を含めて争点をできるだけ詳細に明らかにしておく必要がある。また、初回期日では、詳しい答弁書とともに、この事件の全体的な構造を明らかにして、その争点の判断には早期に専門的な知識が必要となると理解してもらう程度の発言をする(当然、次回期日までには、その辺りをさらに詳細に明らかにする、と発言した。)。
 そういうことなので、少し集中して1回目の準備書面を欠く必要がある。

 3月26日(木曜日) 昨日の続きで、送られてきた建物の瑕疵の部分の写真を見るが、建物の構造が複雑で、被写箇所のイメージがつかめない。このため、午後から現地を案内してもらう。現地を見るとなんとなく分かったような気がするが、写真の説明文を作るためには、結構苦労しそうな気がする(実際、やはり、聞いていた説明と被写場所が違うというのが結構あった。)。そういうことで、今日は終わる。
 
 3月27日(金曜日) 午前中は、昨日のものの整理で終わる。準備書面を書き始めるが、ある程度(20枚)の枚数になりそうである。午後は、3者通話による手続。この事件も裁判官が3月末で移動になる。少し先の期日を決めることで終わってしまう。これで、今年度の作業はほとんど終わってしまうことになった。早めに帰ることにする(ジムに行ったが、閑散としていた。その分、快適だったが。)。

 



投稿者 あさひ共同法律事務所

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