弁護士ブログ(日々の出来事)

2019年11月10日 日曜日

今週の1週間(11月5日から8日)

 11月5日(火曜日) 今日は、12時の飛行機で東京へ。3時からの日弁連民事司法改革総合推進本部へ出席。12時の飛行機だと事務所に11時までいることができるのですごく助かる。特に3連休の後なのでこの3時間は貴重だ(少し、早めに事務所に出ている)。週の初めにするルーティンワークの他に、先週末も日弁連のITWGの会合での宿題もあり、バタバタとして事務所を出る。日弁連の民事司法改革総合推進本部は他の要件で2カ月案出席できていなかったので隅の方に隠れるように座る。興味深いのはODR(AIを活用した民事紛争解決)の活用の可能性。消費者事件など少額での紛争については、AIで集められた膨大な資料を使うことで、早期に一定の解決策を提案することが可能となり、しかもそのコスト自体も軽微なもので済む場合が考えられ、世界では、企業がこれに参加する場合(司法ビジネスの1種かもしれない)も考えられるという(行政型ODR、民間型ODR)。
 そう言えば、日弁連会館の周り(というか霞が関に)には、警察の警備車両がいる。10日のパレードのための準備だろうが、大変だなと思う。
 
 11月6日(水曜日) 午前中は事務所で。午後は、ロータリーの地区大会実行委員会。3時間ほどの会議でようやく色々なことが決まる。この2ケ月間が無駄になっていたが、ようやく動けるようになった。
  事務所に戻って、来週の14日、15日の全国労働委員会総会での発言内容についての原稿を書く。9人の意見発表者の一人なので、大げさな話ではないが、持ち時間が10分なので3500字程度の原稿になる。原案は福岡県労働委員会事務局で作って貰ったものだが、自分の名前で発表するものなので、これまで考えてきたことなど自分の意見も入れておきたいと思う。私の労働委員会公益委員の任期も本年11月25日までなので、これが最後の機会となる。
  その次が、再来週が初回期日の事件の答弁書を書く。6月頃から依頼者から聞いていた事件なので、事実関係はそれなりに調査ができており、こちら側の主張を含めて書こうと思えば結構詳しく書ける。訴訟を早く終わりにするためには、早期に詳しいものを出した方が良いと思うが、結構大変な作業となりそうである。いくつかの裁判例を読み直して纏めるとなると結構難しい。

 11月7日(木曜日) 午前中は昨日書いた答弁書を読み直す貴重な時間となった。答弁書は16ページ、証拠は19号証となったので、結構長くなった。書いていくと途中からもう一度確認したほうが良いと思われる事項が見つかり、結構大変である。
 午後は、労働委員会へ。会長として最後の公益委員会、総会となる。当然つつがなく終了するが、最後に同時期に退任する委員が4名おり、皆さん最後のあいさつとなる。と言いながら、次期の新しい委員と辞令交付日に、今回退任する委員のうち在任期間が長かった委員3名に感謝状が贈られるということで、その際にもう一度挨拶をする機会があることが分かる。その際に今回のあいさつの原稿を取っておくことにして、今日は簡単なあいさつに留める。
 事務所に戻って、少し作業をして、その後、裁判所でのIT化に関する協議会に出席。1時間ほどの会議だったが、2020年2月から始まるフェーズ1の実施に向けた打ち合わせ。接続テストを含めたの打ち合わせだが、弁護士事務所では、弁護士のみが対応し(事務局に裁判の為のマイクロソフトアカウントを持たせず、このためチームズには入らない)、事務局は参加できないというシステムで動いていくのかという辺りも決まっていない(それでやれるかとても不安である。)。
 まあ、まだまだ不安なところが多い。会合が終わって事務所に戻って少し作業をして終わりにする。

 11月8日(金曜日) 少し溜まっている作業を片付けようと思ったが、全然進まない。答弁書を書いたものの事務局から良く分からない、といった付箋が付けられて戻ってくる。その他も、概ね終わったと思っていた事件の関係でのトラブルが続き、残念な週末となる(残念なの使い方が違っていると思うが、まさにそう言う感じなので使わせてもらう。)。
 こういう残念な日は、早く帰ってジムに行くことにして今週を終わりにする。

 

 まあ、まだまだ
 11月

投稿者 あさひ共同法律事務所

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