弁護士ブログ(日々の出来事)

2019年11月16日 土曜日

今週の1週間(11月11日から15日)

 11月11日(月曜日)今日は令和1年11月11日。今日の消印には1が4個並ぶ(最初は1ではなく元になるのが残念)。などど思うが、とても自宅に届くような手紙を自分宛に送るという程の気持ちにはなれない(夕方ようやく思いついたということもある。)。
 午前中はいつものようにバタバタとしているうちに終わる。昼はロータリーで、その後事務所に戻り、なんとなくしているうちに終わってしまう。午後ロータリーの関係でまた出かけたこともあり、夜はまじめに作業をする。事務局から色々な付箋を付けられた訂正箇所を訂正する作業が結構大変である(その箇所を分かりやすく言葉を置き換えると他の箇所も変えざるを得ない)。

 11月12日(火曜日) 朝、労働委員会へ行き、打ち合わせ。委員としての任期末が迫っており、引継ぎも兼ねての打ち合わせを行う。その後は、事務所に戻っての作業。14日(木曜日)からの全国労働委員会総会で、新たな「労働委員会の在り方検討委員会」の中間整理(報告そのものは更に先になるが、その前に全国の委員会から出された検討対象事項の整理)についての意見発表を行う関係での原稿を練り直す。全体会議の中で公労使それぞれ3名ずつの計9人の委員が意見を発表することになる。持ち時間は10分と言われているので3500字から4000字ということになる。九州ブロックの意見という側面もあるので、おのずと発表する内容は、自分の意見だけを言うという訳にはいかない。そもそも、意見表明の対象となる中間整理自体が、全国から出された意見を整理したものであってもそれぞれの当否を論じたものではないので、中間整理に対する意見表明といっても、福岡県の提案内容の説明・紹介、九州ブロックの提案の説明、さらに福岡県が「労働委員会の在り方」という点で取り組んでいることがらの紹介、といった程度にとどまるが、少しだけ個人的な意見を加える。労働委員会は公益、労働者、使用者の3者構成で物事を進めており、それがそこでの判断内容の公正さを担保しており、それが大きな売物であるが、一つは常に3者構成を取ると考えなければならないかどうか、もう一つは、今後の働き方を考えるという視点からすると、それを推進する行政機関としての側面があることを考え、その側面での労働委員会の位置づけを再検討する必要があるのではないかというものである。そういう側面からは、AIのビッグデータを利用するということが、コストの点からも検討されてよくODRの活用という面で、国民生活センターでの取組みも参考にできるのではないかいうものである。

 11月13日(水曜日) 午前中は、書面による弁論準備手続(電話会議)。支部の事件で、双方の代理人の事務所が裁判所と離れていることから、この制度によっているが、相手方の準備ということで数ヶ月間実質的には進んでいない(相手方代理人が依頼者と距離的に離れているため、十分な打ち合わせができていないという事情もあると思うが、それでも全く進んでいないのはどうかと思う。)。こういう場合、電話会議という特殊性もあり、裁判所も電話では代理人に強く言いにくいかもしれない。
 この支部では裁判官の任期2年が通常で、来年3月末での移動が考えられたことから、電話会議終了後に書記官に裁判所の考えている進行予定を問合わせる。そうすると、裁判官も来年3月には終結させたいと考えていたようで、次回の期日(年明け)の次に、3月に弁論期日(及び場合によっては人証調期日)を入れるということになる(書面による弁論準備手続での進行なので、終結のためには必要になる)。ということで多少安心する(もし、このままだらだらしていたら、4月以降、新しい裁判官の下での進行となりさらに半年は期日が続くことになる。)。こういうことは、やはり積極的に裁判所に問い合わせなければならないと思う。
 午後は、明日から事務所にいないので、来週後半の事件(期日の1週間前が迫っていることになる)の書面を書いておく。それに11月20日のIT化研究会の事前配布資料(やはり結構厚い)が送られてくる。日弁連のITWGでは「特別の訴訟手続の創設」が私の担当になっており、その部分の提案が結構重い。新たな乙案が示されており、そこでは、双方当事者の(積極的な)同意を前提とする提案となっていて、判断は悩ましい。

 11月14日(木曜日)朝の飛行機で東京へ。13時から中野サンプラザで全国労働委員会運営総会。少し早く中野に着いたので、来年は来れない中野のブロードウエイへ。レトロな昭和に浸る(個人的にはフィギィアにはほとんど興味が無い)。
 この日は、大嘗祭の中心行事である大嘗宮の儀の日で、中労委会長もその出席のために欠席となる。最初は、公益委員会での研修で、玲のセブンイレブン事件中労委命令についての島田教授による解説。考え方の違いというか、労働者性については、問題となる労務提供契約がどのような性質なのかという点が問題となるが、フランチャイズ契約の解釈で決まるのであれば、おそらく、商行為の契約かどうかで決まることになる。そうすると運送契約なども商事契約であれば、それだけで決まってしまうということになるが、そういうものかどうか。これまでの考え方は、基本的に6つの要素を抽出してそれぞれについて、その程度を検討するというやり方であったが、それに対する十分な反論となっているのか、もう少し考えてみたい。その後は総会(大嘗宮の儀の関係か、厚生労働政務官のあいさつでスタート)。

 11月15日(金曜日) 全労委総会の2日目。例の意見発表等あり。これで、10年間の労働委員会での業務も終わったと感じる。
 3時前に総会が終わり、5時の飛行機で福岡へ。今回は行きも帰りもJALの新鋭機のエアバス350だった。座席前に画面つき、自分で好きに扱えるので、その点は快適(と言うより便利)になったが、画面が付いたため、前の席の背が画面の分だけ少し高くなり、取り囲まれ感が強くなる。狭く感じる人もいるかもしれない(閉所恐怖症の人にはつらいかもしれない)。ただ、映画や音楽などのエンタティメントは国際線に近くなっている(個人的には、後部からの機外カメラが気に入っている)。
 7時に福岡空港についたので、事務所に戻って、メールを確認して、少し作業をして自宅に戻る。月曜日の午前中のITWG関係の資料などを一応読んでおく(文章を作るまでの余裕はない)。
 ということで今週はおしまい。




投稿者 あさひ共同法律事務所

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