弁護士ブログ(日々の出来事)

2018年11月 3日 土曜日

今週の1週間(10月29日から11月2日)

 10月29日(月曜日)午前中は、いつもと同じメールの確認などの作業で終わる。やはり明日の人証調べの準備が気になる。昼のRCは、いつもと同じように終わる。午後は、人証調べのためのシュミレーション。主尋問を含め、どういう尋問をやるのかは、どういう証言を引き出すためには、どういう聞き方が良いのか、その証言を引き出すためには、その前にどういう質問を重ねたうえで、キーとなる質問をするのか、と言う構成を考えるかが問題となる。主尋問のシュミレーションでは証人や本人がこちらの考えに合うように考えてくれるかが問題となるし、反対尋問では、どのような質問に、どの程度まで正直に答えてくれるのか、こちらの質問の意図が分からないまま、答えてくれるかのシュミレーションが難しくなる。夕方からは、接見に行って今日はおしまい。

 10月30日(火曜日)午後からの人証調べのために、午前中は他のことができないまま終わる。午後は、いよいよ尋問。相手方の本人尋問(主尋問)が15分程度で終わる。予想外に早く終わって少しびっくりする。こういうときは、まずは、相手が必ず答えてくれそうな質問から始めるのが鉄則だが、一番トピックであったことから尋問を始めることにする。これは、「さっき〇〇と答えましたが、その趣旨を確認します。」という質問から始め、裁判官がその発言に興味を持っているのかどうか、裁判官の顔を見ながら確認しつつ、質問を続けることになる。主尋問が中途半端だったり、証言内容が誤解される可能性がある場合には、やむを得ない。問題は、その証言内容が実際にされた場合に経験則上、その後当然と思われることが実際に起きたのかどうかで、証言内容の信用性が左右されることになる。事件は、離婚が係わっている案件なので、結構昔にさかのぼることになるので、関係者の記憶があいまいなのは仕方がない。このため、一定の時期がどのような感じだったのか、それから少し(3年ほど)時間が経過した時点での状態がどうだったのか、で双方の認識をある程度一致させてから、両方を比較して大きな違いがあるかどうかをはっきりさせて、その違いが生じた理由について、双方に尋問するということを、考えていたが、記憶がないが連発されて、あまりうまくいかなかった。
 それに、少し驚いたのは、相手方代理人から、私の反対尋問に対し、主尋問で質問していない事項を尋ねるのが反対尋問の範囲を超えている、というアピールがされたことである。むろん、相手方の陳述書に記載されている内容に直接関連している事項を尋ねたもので、反対尋問としては全く問題無い。相手方代理人は、60期代後半の弁護士だが、陳述書を巡る議論で、陳述書の主尋問代用機能(反対尋問の事前準備機能)ということが言われていることを認識していないのかと思う(それに、尋問の最初に、陳述書の署名押印を確認し、「記載内容に違っているところはありませんか」と質問し、「ありません」と答えさせている以上、実際に具体的には主尋問で聞かない内容も主尋問で尋問したことになる、ということに理解が行っていないのだろうか)。
 まあ、半日尋問して、疲れてお終い。今日は、早く帰ってジムに行くことにする。

 10月31日(水曜日) 午前中は、弁論準備が1件。先週、苦労して準備書面を書いた事件。弁論準備にみっちり30分を掛ける。建築に関する事項なので、争点が漂流するという訳ではないが、少し細かい先に進むというような感じもあって、ここが争点整理の中心的な内容なのではないかと言うところに至ってきた。やはり1年近くかかっている。午後には、交通事故の件で、先週、相手方保険会社からの訴提起後で初回前の示談が成立した事件で、示談金の振込みがあったことから、訴えを取り下げる。こちらが被害者側で相手方からの450万円程度の提示額に対し、1200万円で損害賠償請求訴訟(弁護士費用を入れて1330万円)で、1160万円で初回期日前に示談が成立したのだから、早期解決で良かったと思う。
 その後やりかけていた事件の訴状を書く。途中で、金曜日が勾留満期の事件の接見へ。事務所に戻って少し作業をして今日はお終い。
 
 11月1日(木曜日)今日から11月。今年もあと二ケ月。今日は、特段に忙しいことも無く、昨日からの訴状もほぼ書き上げた。交通事故の事件なので、最終的に相手方保険会社に連絡する。双方の主張が結構離れていたので、訴え提起の前に一応その旨を伝えておこうと思っ手の連絡だったが、少ししてこちらの案に合意するという連絡が出される(もちろん、こちらも訴額よりは少し低い額での提示をしたている)。そういうことで、しっかり書証まで整理して明日にでも訴状を提出する予定だったのだが、そういうことで示談ができて何よりだった(事故態様と治療期間の争いだったので訴訟の場でないと解決しないかと思っていたが、そうでは無く、早期に解決してよかった。その後は、刑事事件の弁論調書と尋問調書の謄写が送られてきたので、弁論要旨を書き始める。かなり掛かりそうである。

 11月2日(金曜日) 午前中は、法廷が1件。裁判所の移転により、30分前に事務所を出るようになる。裁判所に行ったら、相手方が和解の意思が無いということで、直ぐに終了(次回の期日決めの2分で終了)。事務所に戻るのに同じ時間が掛かり、随分時間を無駄にしたように思う。そのせいか、その後の時間の使い方もうまくなく、午後は、労働委員会へ。公益委員会議、総会、その後来週に始まる事件についての事務局との打ち合わせで、午後は終了。結構忙しい1日となった。そういうことで、今週はこれで終わりにして、ジムに行くことにする。


投稿者 あさひ共同法律事務所

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