弁護士ブログ(日々の出来事)

2017年7月29日 土曜日

今週の1週間(7月24日から28日)

 暑い。「熱い」と書きたくなる。

 7月24日(月曜日) 先週に続いて訴状を書く。昼はRCへ。私の所属するRCは、福岡平成RCという名称で、今年でようやく25周年を迎える若いクラブであるが、2年後にうちのクラブからガバナーを輩出することが決まった。今年の秋には25周年記念例会となるが、そのあとも行事が続きそうで大変である。
事務所に戻って、労働委員会事務局から送られてきた命令書案を検討する。それに、明日ある日弁連の民事裁判員会の資料を読む。法制審に掛かっている強制執行法と相続法の関係の議事録と資料を読むが、結構ついていけていないことが分かってショックを受ける。

 7月25日(火曜日) 朝事務所で少し作業をして福岡空港へ。いよいよ小学校が夏休みに入ったので、空港は大混乱かと思い、覚悟していたがスムースに入れた(朝は、早く空港に行こうと考えていたが、事務所を出るのにバタバタしてしまい、いつもより遅くなってしまい、空港への地下鉄でやきもきしたが、そうでもなかった(でもほぼ満席だったようである。)。
 日弁連の民事裁判委員会は、新委員長の下で今年度2回目(私は前回いかなかったので、新年度では初めてとなる。)。この委員会所属の法制審の委員から法制審での議論の過程が示されたが、理解するのに、結構時間がかかった(飛行機の中で法制審での資料には目を通したが、それぞれの案で実際にはどうなるかなどのシュミレーションができておらず、良くわからない(相続では、相続開始後に相続人の一人が相続財産を費消した場合の処理が問題となっていたが、28年末の大法廷判決の影響がどのように及ぶのかもわからず、良くわからないということで終わる。)。福岡空港への帰りの便も満席だったが、手続きはスムースに行われ、福岡空港へも10分遅れた程度で着いた。

 7月26日(水曜日) 1日余裕があったので、事件がらみの帳簿をみる。いつも感じることだが、弁護士とは立場が違う税理士事務所の人の理解は良くわからない。われわれは事件になっているから、その部分を何度も検討するので、その処理のおかしさに気が付いているが、日々変動する中で、とりあえずの処理をするという立場の人とは違うのであろう。
問題は、そのような処理をどのようにして合理化できるかということになる。先週が遅かったので早く事務所を出るようにする。

 7月27日(木曜日) 午前中は前日の続き。午後は労働委員会。臨時の公益委員会で命令書の検討。午後は全部つぶれる。この日の議論を前提に書き直しをして、次回(8月1日)に間に合うようにしたい。

 7月28日(金曜日) 意見書を書く。著作権に係わるものなので、少し慎重な内容にする。その後、昨日まで検討した事件の内容を書面に落とす作業に入る。そう簡単にいかにように思う。2年ほど前に和解で終わった事件で、相手が分割払いを怠ったことで、強制執行ができるようになった。執行文の付与申請ということになる。和解直後に和解調書の送達証明を取得していたが、和解成立の際に利害関係人として支払いについて連帯責任を負うこととなった者の和解調書上の住所にその者の住民票が無いことが判明した(その住所が居所であれば、執行文の送達はできるから、それだけはやることととする。)。
 夕方には、労働委員会から修正案が送られてきたので、それに手を入れることで、今日は終わりとする。





投稿者 あさひ共同法律事務所

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