弁護士ブログ(日々の出来事)

2017年5月14日 日曜日

今週の1週間(5月8日から12日)

5月8日(月曜日) 大型連休明けにとしては静かな始まりとなる(もちろん、それはそれなりに残念である。)。午前中は、いくつか問い合わせなどがあったが、特に急ぎのものでは無かった。5月22日が控訴理由書の提出期限となっている刑事事件の被告人が、原審の裁判所のある拘置所から連休前に移送されなかったことから(今日の予定である)、今週は結構忙しくなると思っているが、これも明日以降になりそうである。昼はRCへ行き、3時前に事務所に戻り、自然人破産管財人の税金に関する作業をする(1月1日時点で不動産を所有していたので29年度の固定資産税の交付要求を求めたり、28年度の固定資産税の損害金などの免除を求めるといった連絡をする。市の職員との打ち合わせなど結構面倒であるが、やらないと配当手続に入れないのでやむを得ない。早く配当するためには手際良くやっておく必要がある。減免措置の際の理由など市によっては基準が違うので、免除申請書式など結構面倒である。夕方、今年度の裁判所との民事裁判手続協議会の準備会に参加する。弁護士法23条照会と調査嘱託、文書送付嘱託の関係などを再度検討することになる(裁判所は23条照会の実際、回答のされない累計などを知らないし、弁護士は調査嘱託などの有効な使い方を知らないので、双方での情報交換をテーマとすることになる(個人的には、訴状の送達の段階で、被告の住所地を知るために、裁判所の調査嘱託を使えることが分かっただけでも良かった。相手の意見を聞かなくとも嘱託できるということは知っていたが、実際にどうなのかよくわからなかった)。

 5月9日(火曜日) 午前中は、いくつか電話があって忙しい日だった。お昼前に弁論準備が1件。その前に結構長い打ち合わせをする。来週の事件のための書面と証拠づくりが少し遅れており、それを急ぐ。午後はまず、昨日、福岡に移送された被告人に会う。とりあえず1回目なので1時間30分程度とする。22日までに事実誤認の控訴趣意書が提出できるか、被告人との信頼関係の形成など結構難しいように思う(記録も厚い)。その後、結構難しい相談で1時間。その後、依頼者と交通事故の陳述書の最終的な検討を行う。夕方からは昼間の打ち合わせを前提にもう一度刑事記録を読み直す(原審弁護人からは記録を借りていることから、その記録が原審で取り調べられているのかどうかわからないところがあり(証拠等関係カードを投射しているので間違うことはないが、私の心証形成に際しては、取り調べられていない証拠に基づくものもある。特に原審で検察官から開示された調書なども目を通しているので、それにより心証が形成されている可能性もある。)。全部で20冊くらいあるが、3時間ほどで今日はあきらめる。

 5月10日(水曜日) 今日は、5月10日、昔、こどもたちに、今日は「後藤の日」だと言ってバカにされたことを思い出した(その数年前には、子供たちも喜んでいたように思う。)。とりあえず、今日はまじめにやる日になる。刑事事件をきっちりやる日なのだが、昨日完成した陳述書を前提に、それだけでは説明が足りないと思い、準備書面を作る。4pといった程度だが、やはり午前中をかけてようやく仕上がる。午後は、大型連休前に査定異議訴訟が提起されていた事件が和解で終了し、和解金の支払いを完了したので、民事再生事件終結決定の申立書を作る。書式に従って書くだけなのだが、記録を読み直す必要があって(途中で再生計画案を修正したことがあったため)、結構時間がかかった。その後に、いよいよ刑事事件に移る。事前に時系列表を作っていたが、少し作り直すことになる。被告人との打ち合わせでの内容を、高裁での審理にどのように反映させることができるのかは、控訴審の性質(1審で調べたことは再度やらない。同じ主張なら当然書面審理で終わってしまう。)から難しいことが多い。
 また、今日が、別件の刑事事件(私選事件)の記録開示期限となっていたので、検察庁に電話をする。事務官からは今週末には何とか準備できるといわれるが、当方から検察庁への同意不同意の通知期限が17日のため、急いでもらうように依頼する(督促の電話である)。夜もまじめに記録を読む。

 5月11日(木曜日)午前中、検察庁から証拠の整理ができた旨の連絡が入る(昨日の督促の効果があった。)。早速、記録を読んできてもらい、謄写もしてもらう。自白事件なのだが、被害者の調書のどの部分を不同意にするのか(大げさな既述があるので、その部分を不同意として場合、検察官が被害者を証人として請求される場合も考えておく必要がある。)、結構難しい。午後は、その記録読みをやり、その他の作業をして拘置所に向かう。2度目の接見となるので、さらに聞き取りを行う。控訴審の構造なども説明しながら反応を見る。とにかく、被告人の意向に沿うように、控訴理由書を書くことにする(無論、私が提出する書面なので、私の主張が色濃くでることにある。)。

 5月12日(金曜日) 今日の午前中は、かなりみっちりとした打ち合わせ。しっかり2時間を取る。午後は、労働委員会へ。いつもの公益委員会と総会に、幹事会が加わっており、全部で3時間の長丁場となる。来週18日、19日には、全九州労働委員会会議があるのでその準備の確認をするとともに、総会後は、福岡県労働政策課から福岡県の最近の雇用状況に関する報告を受ける(40分程度)。雇用状況の改善とともに、働き方の改革に向けた取り組みについても新しい知見を得ることができた。今秋、労働委員会は別のところに場所を移転する予定である。そこで移転を記念して労働委員会のアピールを兼ねた何らかのセレモニーをやりたいと考えている。幹事会はそのうちあわせであるが、シンポジウムなどをやるとなると、結構準備が大変だということや、そもそも同意いう方向でのシンポとするのかなど、全体でのコンセンサスを形成するのが難しい。個人的には、労働問題の解決が難しいというような話はやめて、労働委員会に来れば何らかの解決方針を示してもらえる、ベストではないかもしれないがそれなりの解決は可能だということをアピールする機会としたいと思っている。


投稿者 あさひ共同法律事務所

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