弁護士ブログ(日々の出来事)

2017年5月22日 月曜日

今週の1週間(5月15日から19日)

 5月15日(月曜日) 今週あたりから4月に移動の会った事件の期日が、いよいよ始まる。午前中は、1時間のロングバージョンの弁論準備期日が1件。移動した裁判官から後任者のための口頭協議期日とすると言われていた。従業員による横領事件で、横領を直接示す証拠は存在しない。その者が現金を扱っていたことや帳簿の記載や現金管理の方法などの説明を経て間接的に説明するしかない。そのためのシステムや現金が無くなっていることに関する相手から出された他の理由のよるという主張を一つずつつぶすことになる。そのあたりの説明のための期日だったが、どの程度それができたのか。昼はRCに行き。帰りはそのまま拘置所へ。2件の接見。控訴趣意書の提出期限が迫っているので真剣である。否認事件なので、事実誤認の内容の説明を改めて受ける。事務所に戻って控訴理由書を書き継ぐが、すぐには終わりそうもない。

 5月16日(火曜日) 朝、昨日の続きをして、11時の飛行機で日弁連へ。民事司法改革推進本部とその前の証拠収集Ptへ。労働事件における文書提出事申立てなど、労働事件に注力されている弁護士の話を伺う。とても熱心な活動をされているということで、非常に参考になる。相手から出された資料を分析して、それをもとにさらなる資料を具体的に提出するよう迫る。その資料の分析がどうかで決まるところが多いことを改めて実感する。夕方の飛行機で福岡へ帰る。

 5月17日(水曜日) 午前中は、こちらが申立てた破産事件の第1回債権者集会。こちらで破産申立手前に行った作業について(賃貸物件の原状回復等)、特に管財人からあの問題天の指摘も無く、順調に進む。あと半年で配当と終結まで行きそうな気がする。その後は、刑事の控訴理由書の続き。改めて5000頁の証拠を読むが、被告人との接見の際のイメージと原判決の事実認定との関係で良くわからないところがあって進まない。大丈夫かと思う。

 5月18日(木曜日) 午前中は、高裁(民事)での弁論準備。こちらも裁判官が変わり、かつ、第1審でも専門委員がついていたが、高裁でも専門委員が付けられた、土木工事事件。事件は、「管理」か「監理」かが、問題とされた事件だったが、土木では、両者の使われ方の違いにはっきりした違いがなさそうであるということであった。そうすると、原審での専門委員は、裁判官にどのような話をされてたのか、ふつふつとした疑問が出てくる。要するに、土木では施行図と設計図というものの理論的な違いが無いようなのである。これは、設計者が設計図だけでなく、施工図(施行者が施工に入ることができる図面という意味だと思う。)まで作るという意味のようである。そうすると、設計者により、施工図の段階まで作成されているのかが争点ということになるように思う。1時間で期日が終わり、その後、2件ほど、弁論をすませて(1件は擬制陳述)、午前中は終わる。
 午後は、控訴趣意書の続きを少しやり、3時からは、九州労働委員会協議会。福岡で行われたため、主宰者ということになる。前半は、野田先生から、昨今の政府が進めている「働き方改革」についての講演。その後、情報交換会。協議会の本番は、明日の午前中にある。

 5月19日(金曜日) 午前中は、労働委員会の本会議。副知事のあいさつの後に、会議がスタート。私が議長で進行する。無事に午前中で終わる。午後事務所に戻ると、検察庁から、別件の事件について、不同意が多いので、証人(被害者)を申請すると言われる。自白事件だが、警察の調書を全部不同意にしたのが、気に召さなかったらしい(検面調書はそれなりに同意した。)。PSは、経緯が主に書かれていたので(その点はPSにも要約されている)不要と思ったが、検察官にはそうでもなかったらしい。少し手間だがやむを得ない(被告人にもその可能性は話していた。)。その後は、控訴趣意書の作成に注力する(22日が期限である。最終的には17ページで終わった。)。

 


投稿者 あさひ共同法律事務所

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