弁護士ブログ(日々の出来事)

2017年1月14日 土曜日

今週の1週間(1月10日から13日)

 1月10日(火曜日) 3連休明けで、今日からスタートということになる。しかし、初日からはエンジンがなかなかかからないのはなんでも同じである。1月下旬には仕上げなければならない準備書面が数通あるが、午前中は、特に進まないまま終わってしまう。午後は、労働委員会。公益委員会議だけで総会はないので、早く終わる。事務所に戻って午前中の続きを始める。しかしやはりあまり進まないので、今日はあきらめて、早めに事務所を出てジムに向かう。実は、ジムの経営が変わり(大手のジムの一つのチエーン店になる。)、今日で、旧ジムの名前での運営は最後となるので、最後に行っておく。

 1月11日(水曜日) 午前中は昨日の続き。午後は拘置所へ。高裁の事件での被告人から電報が送られてきたので接見に行く。暴力団からの脱退で、組長宛の書面の渡し方の相談。その後、事務所で昨日から続きに取り組むが書き終わらない。というより内容が弱い。裁判所から出された疑問を打ち返せていないように思う(ただ、裁判所の疑問自体が十分に消化できていないので、どういう角度から答えるのが効果的なのかが分かっていない。)。あと1週間しかない。寒いしいやだな。進まないな。

 1月12日(木曜日) 午前中は弁論(初回)が1件。10日に答弁書が出される。答弁書の記載からは擬制陳述なのかどうかが分からず、裁判所から続行期日の調整の電話も無かったので、被告代理人も出廷予定かと思う。担当裁判官は4月に定期異動となることが予測されているので、初回をどうするか考える。事件は、法人の現金の処理をしていた者の横領事件なので、事件として簡単ではない。こういう事件では、裁判官によっては、後任の裁判官に任せるということで、期日決めだけで、実質的な審理に入らないという人と、ある程度やって後任に引き継ぐという人がいる。そういうことを考えると、1回目に実質的な争点(要件事実には限らない)を明示し、そこに関心を持ってもらいたいということをアピールしてその点を、後任の裁判官に引き継いでもらうにはどうすれば良いかを考えることになる。そのつもりでいたら、相手欠席で擬制陳述となる。そこで、裁判所に、口頭だが、原告として被告の準備書面に書いてもらいたいと考えている点を伝える。その点を裁判所が重視しているかが分かるかどうかが気になっていたが、裁判所からも、被告にはその点を主張するように言って置きますという発言があったので、裁判所と争点についての問題意識についての相違がないことが分かり少し安心する(念のために言えば、意識が共通だったとしても、それで訴訟に勝てるという問題ではない。)。
 昼は、弁護士会の委員会に出て、その後、拘置所へ。高裁の事件で、被告人から接見を希望する旨の電報があったことによる。その後、事務所に戻って昨日の続き。10枚くらい書いたが、やはり根本的に書き直さなければいけないと感じる。今日も寒いので適当なところで切り上げる。

 1月13日(金曜日) 今日から、九州でも寒い週末となる。午前中は昨日からの続きをする。それに電話会議で別の事件での和解が成立する(労働事件だったので時間がかかるかもしれないと思っていたが、早期の和解となってホッとする。)。午後は労働事件での打ち合わせ。久しぶりに使用者側で団体交渉につきあうことになる。断行に誠実に対応するためには、どの程度の資料の準備が必要かなど、細かいところでの準備が必要になる。結構長い打ち合わせになり、準備すべき内容が多いことを改めて確認できた。今日は、妻と娘の誕生日なので(たまたま同じ日である)、早めに事務所を出る。これで、今週はおしまい。





投稿者 あさひ共同法律事務所

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