弁護士ブログ(日々の出来事)

2016年11月12日 土曜日

今週の1週間(11月7日から11日)

 11月7日(月曜日) 今日は、朝、30分だけ事務所にいて、その後大津家裁へ向かう。離婚事件(訴訟)。調停は相手方の住所地ということで福岡家裁でやられたが、裁判となると原告の住所地ということで、大津になった。電話会議でつないでいたが、裁判所からも大津に来てほしいと言われ、大津に行くことになった(2度目)。ただ、原告は、居所が別のところなので(住民票を変更していない。)、大津が管轄となるというのは、すごく無駄である(しかも、原告は、色々な事情を申し立て(急病など)て来ていない。その意味では、徒労に終わった一日となった。

 11月8日(火曜日) 今週は、3度も労働委員会に行かなければならない。午前中はあわただしく過ぎる。アメリカ大統領選挙の日。午後は労働委員会で命令の合議で5時まで。多少疲れたが、選挙の結果を聞きながら、早めに終わりにしてジムへ。

 11月9日(水曜日) 今日は、午後が労働委員会での尋問がある。そのため、午前中は、まじめに記録を読む。補充での尋問の準備をする。尋問の準備は、結局、信用性が高いと思われる書証(この観点からすると陳述書の信用性は低いことになるとともに、特に弁護士が関与して作成された陳述書は、全体を分かりやすくしてくれるという程度の効用があるということは分かる。)の作成された経緯などを考慮し、その書証が作られた必要性と合理性がある場合は、その内容の信用性は高いということになり、それだけでどこまで事実認定できるかを考えておくということになる。今回は矛盾する書証が無いので、結構認定は楽なような気がする。
 午後は尋問で終わる。証人は2人だったので、2時間程度で終わると期待していたが、やはり3時間コースとなった。労働委員会なので、特に組合側は尋問のプロではないので、尋問がスマートとは言い難い。念のために言えば、弁護士が代理人の場合もそれほどうまくはない。結局、5時近くまでかかった。博多駅前の大規模陥没事故現場とは離れていたので問題は無かった。事務所に戻って、気になっていた準備書面をようやく書き始める。裁判所が気にしていたところを書くが、そのために、久しぶりに体系書を読み直す。

 11月10日(木曜日) 今日は、事務所にいられる日。午前中は、昨日からの準備書面を書き終わる。裁判所からの法律構成についてのリクエストに応えるもので、必要性がよくわからない。そのため、書くべきことのポイントがずれている可能性もあって、ナーバスとなる。午後は、債務整理の打ち合わせと、事務所にいない時間にリクエストされていたものの回答に入る。会社の事務処理に関する要綱が適切かどうか見て欲しいと言われていたものにようやく取り掛かる。意見書の形にまとめる必要があるのですごく大変である(明日が締切日)。なんとか、10枚以内に抑えたいと思う。

 11月11日(金曜日) 午前中は、昨日からの続きの意見書を書く(一応書き上げる)。午後からは、また今週3回目の労働委員会。定例の公益委員会と総会、そして、知事部局の労働政策課との協議までの3本立てである。公益委員会は、命令書の最後の合議。やはり私の名前で命令を出すので、真剣になる。来週は東京で全国労働委員会総会もあるので、このところ労働委員会続きになっている。事務所に戻ったが、夕方からは、RCのテーブル会に出るので、今日も早めに終わりとなった。




投稿者 あさひ共同法律事務所

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