弁護士ブログ(日々の出来事)

2016年4月 2日 土曜日

今週の1週間(3月28日から4月1日)

 3月28日(月曜日) 今週は、年度替りを挟んでいるので、法廷はなく、弁護士にとっては、暇な時期である。ということdふぇ予定もなく、楽な1週間のはずだった。裁判所は、異動の関係で、年度末に判決をする予定の分が、何らかの事情で、バタバタすることがある。簡裁事件で、3月末の判決の予定が、弁論再開となった。付帯請求分が、請求の趣旨に入っていないということで(交通事故の事件で、保険会社が保険代位により参加承継した際に、付帯請求を忘れたというもの(「よって書き」ににはその旨の記載があった。))。裁判所が、承継人に確認したところ、請求を拡張するということで、弁論が再開されるこっとなった。地方の独立簡裁での事件だったが、その裁判官が判決を書いていたということで、3月31日に再開して、同日判決の言い渡しになるということである。転勤の関係で、3月の任期中に弁論を終結させたい(さらに判決の言い渡しをしたいということであろう。)。福岡から離れた場祖にある独立簡裁だったが、こちらは弁論に行く必要がないということなので了解する。
 今日は、RCは夜間例会なので、昼間は、いくつかの事務作業を行う。

3月29日(火曜日) 民事再生事件での再生案の議決に向けた債権者集会での議決案の訂正で一日作業となる。2月に、裁判所に提出した再生案が、その時点で未確定であったものがその後確定したり、別除権付き不動産が売却できたりして、一般再生債権の一部について取り下げが行われるのが、遅れたため、この段階になって、ようやく一般再生債権の議決権が確定した(査定の申立てのされた債権については、当然未確定としている)。この段階で、免除率などは変わらないが、債権額の一部の変更により、再生案が変更になったため、修正案を裁判所に提出することになった(債権者にもわかりにくいとこrがあったので、その点の配慮も必要だった。)。
 債権者あてに送る資料の作成などで、事務局に苦労を掛けることになった。昼は、事務所で、お花見に行く。まだ満開ではないが、明日から私が東京なので早めに済ませる。午後からは、定年などで退職される方の挨拶があったり、何件か相談があって終わる。

 3月30日(水曜日) 今日と明日は東京(日弁連)である。朝、事務所に寄って少し作業をして10時の飛行機で東京へ。1時から3時まで司法シンポの正副事務局会議。その後、民事司法改革推進本部の会議に出てお仕舞。東京プリンスに泊まるが、このホテルも4月1日から全面改装に入り、1年間は休業するとのことである。

 3月31日(木曜日) 今日は、10時から5時まで日弁連の民事裁判手続委員会。午前中は、民事執行法の改正に関して、年金や生活保護費などが振り込まれる預金口座の差押近視について議論する。午後は、全体委員会。とにかく今日も、日弁連で終わる。8時過ぎに福岡空港に帰り着いたが、事務所に寄る気力がなく、自宅に帰る。

 4月1日(金曜日) 新年度が始まる。とりあえず、昨夜の雨も上がりそうで、午後からは、好天が望めそうな一日となる。事務所に少し早く出て、2日振りにメールも開く。メールを読むだけで30分を使う。添付ファイルを読み、電話を架けで、午前中はほとんど終わる。とりあえず、1件交通事故の示談ができてよかった。午後は、先々代から未処理の相続の相談。別に契約書を見て、従業員とのトラブルの相談を受けて、などをやって、桜もきれいなことだし、今日はお仕舞。
 司法シンポの関係で、平成13年の司法制度改革審議会意見書を読み直す。その基本理念と方向には、「法の精神、法の支配がこの国の血肉と化し、「この国のかたち」となるために、いったい何をなさなければならないのか」を明らかにすることと書かれたことを再確認できた。
 とりあえず、この点は、週末に考えることにする。





投稿者 あさひ共同法律事務所

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