弁護士ブログ(日々の出来事)

2014年3月 9日 日曜日

野見山暁治さんのこと

 野見山暁治さんに面識があるわけではない。我が家に野見山さんのポスター(正確には野見山さんの美術展で模写を購入したもの)を掛けているに過ぎない。今朝(3月9日)のNHK-Eテレの日曜美術館で、野見山がていたのでついパソコンに向かっている(少し変な説明だが、後で説明する。)。

 野見山さんは現代を代表する93歳の洋画家である。福岡県飯塚市出身で、今朝の番組でも紹介されていたが、東京と福岡県糸島市の唐津湾の見えるところにアトリエを持っておられる(いずれも主張のあるカッコイイ建物である。)。数々の大作を描かれており、いくつもの美術館に作品が収められている。抽象画だが、私にはわかりやすい(力強い筆致なので、伝えたいことがストレートに伝わり、私にはわかりやすい。)。また、すごく文章のうまい方で多くの著書がある。氏の文章も分かりやすい。硬筆なのだがやわらかいのである。それだけに両者がドッキングした絵本は面白い。

 番組でも紹介されていたが、自然が一瞬見せる恐ろしさを描いていきたい、とおっしゃておられた。東日本大震災の後を見に行かれたということも影響しているのかと思うし、氏が25歳ですべてが破壊された終戦をむかえたという年代も影響されているのだろうが、いつかすべてを失う時が来るというような感覚があるようである(ただそのことが自然に戻るということとに近いという感覚なのかどうかは分からない。野見山さんの性格からするとニヒリズムではないように思うので。)。むしろ、小さなことを考えてもしかたがないということかもしれない。
 

 3月15日の確定申告を前に、改めて売上げが相当に減っている事実を確認したことで、少しつらい気持ちになっている。93歳の野見山さんの若々しいところを見てしまい、ついつい申告の作業を後回しにして(少しでも避けたい気持ちがある。)、パソコンに向かっているのである。さあ、がんばろう。


 


投稿者 あさひ共同法律事務所

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