弁護士ブログ(日々の出来事)
2014年2月22日 土曜日
今週の1週間(2月17日から2月21日)
今週は、札幌と東京へという大移動の週だった。
2月17日(月曜日) 朝事務所で1時間程度いて、11時過ぎの便で札幌へ。北海道東岸の低気圧の影響で道東部オホーツク海沿岸部は風速30メートルを超える猛吹雪の予測が出ており、札幌に着けるかどうか不安だったが、さすがに北海道は広い(九州の約2倍の面積である。)。無事に吹雪の中だったが、新千歳空港に到着する。今回は、労働委員会の実情調査ということで、北海道労働委員会の実情を調査する目的である。
調査は翌日に予定されているため、札幌について、少し見学する。
2月18日(火曜日) 午前中は、道労委を訪問。道労委は、調整事件と審査事件(不当労働行為委事件)の件数がそれぞれ福岡県労委の約1,5倍で、ほかに個別事件あっせん事件もかなしておられ、実際の運用はどのように行われているのかが主なテーマであった。調整事件の解決率(和解率)が、最近少し下っているとはいえ、やはり和解での解決率が高い(これが審査事件での和解率が高いことにもつながっている。)。
これには、公労使三者の委員の相当な努力に拠っているということが改めて認識できた。
午後は航空便の関係で福岡に向かう。到着便の遅れなどで、出発が少し遅れたが無事に福岡へ帰り着く。事務所に戻って、少しして、博多警察署に接見に向かう。
2月19日(水曜日) 午前中に日弁連のLACの委員会へ出席。久しぶりの出席で少しカッコ悪い。今回も翌日の民事裁判委員会に出るために、前日のこの委員会にも出たというところがある。ただ、LAC弁護士費用保険)の認知度も高くなっており、この時点できちんとした対応を図る必要性は高い。
2月20日(木曜日)午前中から日弁連の民事裁判委員会。債権法改正や3月17日のライブ研修などのいくつかの議題をこなした後に、、陳述録取制度について、少し議論する。陳述録取は、主張整理のための手段として位置づけている(証拠収集手段ではない。)。当事者相互間では当事者照会に答えない場合などに限定しているが、それ以外の者(準当事者、第三者)に対する場合の要件論などを検討した。3月の委員会でも再度検討する。
2月21日(金曜日)午前中は、4日分の事務の整理。午後は、労働委員会で終わる。
投稿者 あさひ共同法律事務所