弁護士ブログ(日々の出来事)

2013年6月15日 土曜日

ペリー提督の黒船が来てから160年

今年2013年は、1853年にペリー提督の黒船4隻が浦賀に来て江戸幕府に開国を迫ってから160年になる。160年というとずいぶん昔のことのように思うが、これを折り返してみると、1853年に生まれた人が1933年に80歳となり、その年に生まれた人が現在80歳ということになるから、現在90歳くらいの人は、ペリー提督と同時代を生きた人と一緒の空気を吸って可能性があることになる。
 

 1853年生まれの人は、1868年(いわずとしれた明治維新の年)に15歳だから、明治維新をリアルに体験していることになる。そして、日清戦争(1894年 明治27)のときは42歳で、それから10年後の日露戦争(1904年 明治37年)のときは52歳、さらに10年後の第一次世界大戦(1914年 大正4年)のときは62歳となっている。つまり、文明開化、富国強兵の時代を生き、日本の資本主義の発展の歴史を体験していることになる。その後、昭和が始まったとき(1925年)には72歳となり、満州事変(1931年)のときには78歳となっており、もう少し生きていれば2,26事件(昭和11年)ときは、83歳となっている。そして、93歳まで生きていれば、第二次世界大戦が終了し、大日本帝国の消滅(1945年)までを生きていたことになる。

 他方、現在80歳の方は、昭和8年(1933年)に生まれている。この年代の方は、小学校(国民学校)を出たときに、戦争が終わり、苦しい少年期を過ごし、その後の日本の高度成長期を支えてくれた方々である。野球の野村克也元監督などが昭和10年生まれなので(長嶋茂雄氏も同学年)、それより少し上の年代ということになる。その年代の方々は、周りにもかなりいらっしゃると思う。
 

 むろん、1853年生まれの人と1933年生まれの人では、学んできたことも、社会生活も明らかに異なるところがあると思うが、他面、同じ空気を吸って同時代を過ごしたということもあることからすると、そんなに違うのかなとも思う。同じことは、80歳の人と同じ時代を生きている私や、もっとずっと若い人との間でもいえることだと思う。


投稿者 あさひ共同法律事務所

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