弁護士ブログ(日々の出来事)
2013年5月12日 日曜日
川嶋教授の民事訴訟法(新刊)
川嶋四郎同志社大学教授の民事訴訟法に関する著者が2冊刊行された。1冊はその名も「民事訴訟法」という体系書である(日本評論社)。もう一冊は「民事訴訟法概説」(弘文堂)という法学部や法科大学院での授業で使われるのではないかと思われる教科書である。
体系書の方は本文972頁という厚い本であり、現在の民事訴訟法に関するほとんどすべての論点について検討が加えられている(川嶋教授の関心対象である民事訴訟、民事執行、民事保全の過程を全体として手続利用者である当事者が弁護士や裁判所という高質なサービスを受けながら手続過程に現れるかという視点に基づくものである。)。
川嶋教授は、同志社に移られる前、九州大学に在籍されており、その当時から親しくさせていただいていたが、その後、福岡県労働委員会公益委員として、1年半ほど前まで公益委員会でもご一緒させていただいていた。当時から、民事訴訟法の体系書を書くようにとお話しをしていたところであり、民事訴訟法の新しい体系書の刊行は多くはないので、その点でも非常に嬉しい。
実は、まだ、訴訟事件と非訟事件の関係、陳述書など、いくつかの項目しか読んでいないが、それぞれ詳細かつ丁寧に論じられており、大変参考になった。なお、難読漢字(熟語)にカナが付られている点も有り難いと感じる読者が多いと思う(今さら他人に聞けないことである。)。
体系書の方は本文972頁という厚い本であり、現在の民事訴訟法に関するほとんどすべての論点について検討が加えられている(川嶋教授の関心対象である民事訴訟、民事執行、民事保全の過程を全体として手続利用者である当事者が弁護士や裁判所という高質なサービスを受けながら手続過程に現れるかという視点に基づくものである。)。
川嶋教授は、同志社に移られる前、九州大学に在籍されており、その当時から親しくさせていただいていたが、その後、福岡県労働委員会公益委員として、1年半ほど前まで公益委員会でもご一緒させていただいていた。当時から、民事訴訟法の体系書を書くようにとお話しをしていたところであり、民事訴訟法の新しい体系書の刊行は多くはないので、その点でも非常に嬉しい。
実は、まだ、訴訟事件と非訟事件の関係、陳述書など、いくつかの項目しか読んでいないが、それぞれ詳細かつ丁寧に論じられており、大変参考になった。なお、難読漢字(熟語)にカナが付られている点も有り難いと感じる読者が多いと思う(今さら他人に聞けないことである。)。
投稿者 あさひ共同法律事務所