2015年4月25日 土曜日

今週の1週間(4月20日から24日)

 「今週の1週間」は、特別なことが無ければ毎週金曜日の夜に書いている。金曜日ともなると月曜日の記憶が怪しくなっている。。

 4月20日(月曜日) 今日は、日弁連の日。5時に起きて、7時40分の飛行機に乗る。先週の広島空港での事故もあったし、天候もよくないので、あまり良い気持ちではない。
 9時25分に羽田到着。京急線で内幸町まで行き、10時30分には日弁連の17階につく。11時からの委員会の準備に入る。資料は2分冊で合計200頁を超える。各委員会からそれぞれの委員会で原案を作る日弁連意見書についての意見照会が多い(そんなに簡単には読みこなせない。)い今回も、弁護士と依頼者との通信秘密保護制度、抑止的損害賠償制度についての提言など4本ほどある。委員会は午後4じまでの5時間コースのだめ、委員が途中で出たり入ったりするので、担当委員のいるときにそのテーマを議論する必要がある。そのため、当日の担当委員の出席状況の把握が委員会の進行の考慮要素となる。委員会に民訴法の伊藤教授が出席された。今日の議題の中での関心事項をお尋ねしたらデポジション(陳述録取)といわれたので、教授がいらっしゃる午前中に陳述録取を取り上げることとする。その他、なにやかや(法務省で、新しく配偶者の相続分の保護を中心とする相続法の改正に向けた問題もあり、内容の多い(充実していたかどうかは別問題)委員会だった。
 5時30分からは、最高裁民事局との協議会。、前回に引き続いて合議の問題と心証開示を中心に意見を交換する。7時までの協議会で、今日はおしまい。

4月21日(火曜日) 8時20分の飛行機で福岡へ。ほぼ満席なのにびっくり。暖かくなったせいか旅行者が随分増えたように思う。11時には事務所に着いて、翌日の事件の準備書面をチエックする(特に出すようには言われていたわけではなく、4月の移動で裁判官が交替したために、整理のためにも争点をまとめた書面を出してお香と思ったことによる。)。
 午後からは、廃棄物の不法投棄の現場調査のため、福岡県内を3時間ほどドライブ。現況を確認する。事務所に戻ってその後は刑事の控訴趣意のための記録読み。夕方からは、明日で2か月間の弁護修習が終わる修習生の送別会。ご苦労様でした。

 4月23日(水曜日9 修習生には最後の修習日となる。この日は、修習初日に当番弁護士(逮捕段階での弁護士派遣希望)があった事件の判決。修習生とすると、逮捕直後から、被疑者国選、被告人国選となって、公判があって、最終日に判決となるという非常にまれなケースとなった(逮捕からちょうど60日で判決までいったせいか、未決拘留日数の参入のない判決となった。)。
午後は、その後に、高裁民事の弁論準備期日と弁論期日が続けて開かれ、判決期日が指定されたうえで、和解案が示される。判決と同じ内容になる和解案ということになる。予想外の内容なので、
ゆっくり考えることとする。
 午後は、刑事の続き。24日には控訴趣意書を提出しなければならない(本当の提出期限は27日だが、24日には出しておきたい。)。午後は弁論準備が1件。裁判官の交替があった事件であり、土木にからむ事件なので、3者でディスカッションをしながら進めるということになるが、相手が本人訴訟ということもあって、議論が前に進まない。夜も真面目に刑事に取り組む。、

 4月23日(木曜日) なんとなく終わった一日となる。小さな事件掃除の一日となった。今日は、久しぶりにスポーツジムへ行く。とりあえず控訴趣意書は書き上げる。

 4月24日(金曜日) 午前中は、労働委員会dねおあっせん。2時間をかけて双方から事情を聞く。あっせんなので、双方の歩み寄りを期待する。その後、小倉支部へ行き、破産事件のための打ち合わせ(三者面談)。
 それが終わったら、午前中に飲酒運転で知り合いが逮捕されたという連絡が入っていたので、中央警察署に面会に行く。事務所に戻って、たまっている報告書を書く。全部は無理なので、中途半端に終わる。



投稿者 あさひ共同法律事務所