2014年11月22日 土曜日

今週の1週間(11月17日から21日)

 11月17日(月曜日) このブログは、週末にまとめて書いている。このため、週末になると週の初めの月曜日は何をしたのか思出せないことがある(特に今週は金曜日に書けなかったので、ますます思い出せない。多分、私が書いた準備書面などを事務局に丁寧に読んで貰っていたと思う。私の書く準備書面等の書面は、私が書いた後、事務員にきちんと読んでもらい、誤字その他の誤りを直してもらっている(この点、このブログではそんな事がないので、変換ミスが残っているが、そこまで気を使う必要はないだろうと思っている。)それに、先週から書いている準備書面をとにかく仕上げる。RCから帰ってきて、2時間かけて一つの事件でについてみっちり打ち合わせを行う。商標の関係で、少し頭の整理をした。いくつかの判例も読み直した。

11月18日(火曜日)朝から労働委員会へ行く。審査事件があるので、事務局との打ち合わせ。この審査事件での組合と会社の組み合わせはこれで4件目(私が担当となるのは2件目)で、労働委員会の命令に対する行訴事件もあれば、双方間での民事訴訟(地位確認)もあって、そろそろ終わりにしたいと強く願っている事件である。
 午後は3件ほどの相談。その後、現在破産管財事件を4件(いずれも個人管財事件)を抱えているが、そのうち3件は、破産管財人に就任して2か月もたっていない。このため、12月に予定されている3件の債権者集会のための準備(要するに調査と報告書の作成)をする。

11月19日(水曜日)午前中は1件の相談しかないので、昨日に続いて、破産管財人の報告書の作成を急ぐ。最近、福岡地裁での破産管財事件のやり方が少し変わり、個人の破産事件についても、事件管財人就任後1か月の段階での状況報告書の提出が義務付けられた。それに最近は第1回目の債権者集会が二か月と少しの時期(10週間程度)に設定されるようになったので、1カ月の段階での報告書の作成はかなりきびしい。3件分のうち、1件は債権者集会用のきちんとした報告書を12月1日の債権者集会を前提に金曜日(11月21日)までに提出する(これは当初からの予定なのでどうということはなく、この19日に書き上げた。)。問題は管財業務を初めて1カ月での報告書の方である。すでに締切日を10日近く過ぎている。他方、12月の債権者集会時に提出する正式な報告書との関係でどのくらい簡略に書けばよいのかもう一つはっきりしない。
 夜は、終了した離婚事件の依頼者に離婚に伴う所有権移転登記が終わったので、依頼していた司法書士の先生から今後の登記関係の書類の管理などの説明をしてもらう。

11月20日(木曜日) 午前中は、労働委員会での審査事件(第1回目の調査期日)。双方が係わりあう裁判所での事件の進行が気になる。午後は、私が申し立てた破産事件での第1回目の債権者集会。管財人から報告書についての丁寧な説明を受ける。その後は、2件の報告書をとにかく完成させて提出する。商標の事件でもう少し文献を読見直す。商標法2条の商標の「使用」の概念の理解について文献で確認する。
 今日は、私の誕生日なので、家族と一緒に食事をとる。お店から誕生日ケーキを出していただく。お店の人に記念の写真を撮ってもらう(もちろん、ここでは公開しない。)。念のために、藤本先生と事務局からも頂いている。

11月21日(金曜日) 午前中、バタバタしている破産事件の報告書作成のために、破産者に事務所に来てもらう。その後、遺産分割事件で、調停が成立した事件で預金の解約のために銀行へ行く(やはり結構時間がかかる。)。午後は労働委員会へ行く。会議だけでなく、労働者支援事務所さh支援事務所、それを管理する福岡県労働政策課との協議会も開かれる。支援事務所では1年間に延べ1万件の労働相談を受けているということである。福岡県労働委員会では、これまでの集団的労使紛争を前提とするあっせん事件を受けてはいたが、個別労働事件のあっせんは行っていなかった。そこで労働委員会としての公・労・使という3者構成、あるいはこれまで蓄積された専門的知識(?)を利用して個別事件のあっせんを進めたい(これは全国の労働委員会活動の活性化に向けた取組みの大きな流れである。)と考えているが、その際の支援事務所との協力関係、すみわけの問題など検討したいという取組である。
 その後、情報交換を兼ねた懇親会があった(このため、金曜日にこのブログを書けなかったし、スポーツクラブにも行けなかった。)。土曜日は当番弁護士の担当日なので事務所に行くことになる。


 



投稿者 あさひ共同法律事務所