2014年10月17日 金曜日

今週の1週間(10月14日から17日)

 10月14日(火曜日) 13日は、台風19号の影響で大変だった。ただ私の住む福岡県では風が強いという程度で影響が少なかった。で、14日は忙しかったというと、そうでもなかった。何件か電話での相談で対応できた。飛び込み相談もあった。午後はたまっていた事件の処理を進めようと記録の読み直しをするが、頭には入れるのが結構難しい。そうは思いながら早めに切り上げて夜はジムへ。

 10月15日(水曜日) 本当は、今週は余裕があったので、たまっていた分をサクサクやる予定にしていた。離婚事件(調停)の申立書の作成などもう少し進められるはずのものが、結構書き直なければならないということで遅れる。午後も同じような進行だった。朝晩が涼しくなったので、かえって仕事がはかどらない(?)。午後は、気持ちを取り直して、日弁連の本日までの提出分の弁護士基本規程に関するペーパーを書く。

 10月16日(木曜日) 朝は真面目にやる(結構はかどった。)。11時から裁判所で来週の裁判員裁判の進行の件で3者間で打ち合わせ。共犯者の事件が先に終了し、その審理の過程での被告人の証言内容が、当初の証明予定事実と食い違っているらしい。来週の事件でもその者が証人として出廷するが、検察官の主尋問に対する答が、以前のものと食い違ってくる可能性があるようである。そうなると裁判員にはわかりにくい審理になりそうだということから、尋問事項の整理を考えてみる必要があるというものだった(無意味な紛糾を生じさせる質問を避け、争点となると思われるところに集中しようということのようである。)。外国人の事件の場合は、文化や裁判制度の違い、通訳の適否などの問題があって、裁判員にもわかりやすいものとするという点を十分に考えておく必要がある。
 それが終わったら、破産管財事件での不動産の売却や保険の解約などで何か所かに電話を入れる。そして、RCのサインメイキャップへ行く。午後は、日弁連の関係の資料を読む。それから昨日の続きで家事調停の申立て書の作成(これまでの事実関係について分かりやすく書くのが難しい。)その後、時間を見計らって法務局へ(供託に不手際があり、その訂正)。
 法務局で疲れたので、夜は、今週は2回目のジムに向かう。

 10月17日(金曜日) 朝は、来週の裁判員裁判の裁判員選定手続きに出る。以前は、裁判員の選定では理由なし不選任を色々と考えたが、今回の事件は、覚せい剤の密輸事件なので、特にふさわしくないと思われる裁判員候補者も考えられず、不選任権は行使しなかった(それでもご高齢とみられる方など身体的な負担を考えて3人を不選任とした。)。本来そのような考慮は不要なのだが、やはり一般の方には、裁判員の業務は日常と違ってかなり神経をすり減らすと思うので、体力、気力面を考慮する必要はあると思う(官界の事件は関係者が相当数出てきて、しかも言分それぞれ違うので、その関係を理解するのは相当に大変だと思う。)。
 午後は、最高裁民事局とのやり取りもあって、また、2週間後の最高裁との基盤整備に関する協議部会の準備(とは言っても、支部問題などはにわかに知識がつく問題ではない。)などを並行してやったため、結局、どれも中途半端なままで終わった。昨日の話もあって、来週の裁判員裁判の事件の尋問の想定をやり直したのもよくなかった。もう少し工夫が必要なのが分かっただけでも良かったと思うことにする。また明日やることにする。


 
 


 


投稿者 あさひ共同法律事務所